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5年もの国債 平均の落札利回りが初のマイナスに2月18日 15時47分
日銀が導入したマイナス金利政策の影響で国債の市場で利回りが低下するなか、18日に財務省で行われた、新たに発行される満期までの期間が5年の国債の入札で、平均の落札利回りが初めてマイナスとなりました。
財務省では、18日に金融機関を対象に新たに発行される、満期までの期間が5年の国債の入札が行われました。
今回の国債は、額面は100円で、表面利率が年0.1%、つまり年間10銭の利息が付き、満期までの5年間保有すると100円50銭が金融機関に支払われます。
入札の結果、平均の落札価格は101円16銭で、平均の利回りはマイナス0.138%となり、これまで5年ものでは最も低かった0%を下回り、史上初めてマイナスの利回りとなりました。これは、日銀が今後も国債の大量買い入れを続けるため、売却する際には利ざやが見込めることなどが背景にあります。
財務省が行う国債の入札では、満期までの期間が1年以下の短期の国債や2年の国債でも落札利回りがマイナスとなっているほか、日銀のマイナス金利の導入決定後には10年ものの国債も今月の入札分の平均落札利回りが過去最低を更新していて、国債の落札利回りの低下傾向は今後も続きそうです。
今回の国債は、額面は100円で、表面利率が年0.1%、つまり年間10銭の利息が付き、満期までの5年間保有すると100円50銭が金融機関に支払われます。
入札の結果、平均の落札価格は101円16銭で、平均の利回りはマイナス0.138%となり、これまで5年ものでは最も低かった0%を下回り、史上初めてマイナスの利回りとなりました。これは、日銀が今後も国債の大量買い入れを続けるため、売却する際には利ざやが見込めることなどが背景にあります。
財務省が行う国債の入札では、満期までの期間が1年以下の短期の国債や2年の国債でも落札利回りがマイナスとなっているほか、日銀のマイナス金利の導入決定後には10年ものの国債も今月の入札分の平均落札利回りが過去最低を更新していて、国債の落札利回りの低下傾向は今後も続きそうです。