送検のため牛込署を出る小林容疑者。約3年前から清原容疑者と親交を深めてきたという【拡大】
約3年前に桑田真澄氏と絶縁したという清原容疑者。その背景には同時期の“新KKコンビ”結成があった?
関係者によると、清原容疑者は遅くとも約3年前までに、40代の知人男性の紹介で小林容疑者と知り合った。小林容疑者がもともと清原容疑者のファンだったことから、親しい間柄になった。
その後は清原容疑者が、小林容疑者が住んでいた群馬県みどり市の自宅を複数回訪れ、自らのサイン入りバットをプレゼントするなどしていた。小林容疑者は清原容疑者と撮った写真を自宅に飾っていたという。
この“薬物KKコンビ”が、群馬、栃木両県で接触を繰り返す様子が防犯カメラに複数回写っていたことも、捜査関係者への取材で判明した。
捜査関係者によると、警視庁は遅くとも1年前から、2人が多い時で月に複数回のペースで接触しているのを確認。群馬県のコンビニなどの防犯カメラには、小林容疑者が清原容疑者の車に近づき、袋のようなものを手渡す様子が写っていたという。警視庁は2人が覚醒剤の売買を繰り返していたとみて、当時の状況や経緯を調べている。
小林容疑者の逮捕容疑は1月31日夜、群馬県太田市のコンビニ駐車場に止めた清原容疑者の車内で、覚醒剤約0・2グラムを4万円で譲り渡した疑い。「全く知りません」と容疑を否認している。警視庁は17日午前、小林容疑者を送検した。
警視庁によると、清原容疑者は覚醒剤を受け取った状況を供述しているが、入手先は明らかにしていない。
(紙面から)