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画像ファイル名:1455706311369.png-(175842 B)サムネ表示
175842 B無題 Name としあき 16/02/17(水)19:51:51 No.8363554 del 13:25頃消えます
艦これ名作劇場はじまります
無題 Name としあき 16/02/17(水)19:56:59 No.8363634 del
むかしむかし、あるところに、眼鏡をかけたアフィリエーターと一人の潜水艦娘と潜水艦を自称している糞コテがいました。
赤い髪をした潜水艦は美しくて気だてもよく、とても働き者でしたが実の子ではありません。
ピンク色の髪をした潜水艦気取りの糞コテはきりょうが悪く、すっごく臭かったうえになまけ者でしたが、主人でもあるアフィリエータ―のお気に入りだったので、彼はこちらの子ばかり可愛がっていました。
そしてお姉さんはアフィリエータ―の命令で、いつもオリョール海で血を吐くような労働をしながら資源採集を行わされていました。
無題 Name としあき 16/02/17(水)19:57:53 No.8363654 del
おや久しぶりだな
無題 Name としあき 16/02/17(水)19:58:30 No.8363662 del
なんか始まった
無題 Name としあき 16/02/17(水)20:00:59 No.8363711 del
お姉さんどこから来た
無題 Name としあき 16/02/17(水)20:04:00 No.8363750 del
継子もののお約束で姉は旦那の前妻の子
あと苺おいしい
無題 Name としあき 16/02/17(水)20:05:30 No.8363773 del
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253478 B
ある日の事、赤い髪の潜水艦娘が今日のノルマの分の資源を持ってきたところ、疲れがたまっていたせいでせっかく集めてきた資源を海の中に落としてしまったのです。
「このままじゃあの人にどやされる…どうしよう…でも言うしかないか…」
赤い髪の潜水艦がこの事を主人に話しますと、彼はひどく怒って、
「このバカ娘が!流した分の資源を回収するまで家には絶対上げん!!…gff…ゴーヤ君…今日もけつまんこいしようねぇ…」
と、言って、赤い髪の潜水艦娘を家から追い出したのです。
「はぁ…もう今日中には回収しきれる資源じゃないけど仕方ないか…あーあ…」
彼女は仕方なくオリョール海に戻ると、思い切って中へ飛びこみました。
無題 Name としあき 16/02/17(水)20:12:52 No.8363909 del
でち公スタイルのぴるすとかおぞましすぎる…
無題 Name としあき 16/02/17(水)20:13:38 No.8363923 del
    1455707618346.jpg-(353591 B) サムネ表示
353591 B
気がつくと彼女は、色とりどりの海中花が咲きみだれる広い草原にいました。
「すごい、海の底に、こんなにすてきなところがあったなんて。まるで海底二万里のクレスポ島の海中か、竜宮城みたい・・・ああ、それよりも資源を」
赤い髪の潜水艦娘がを資源を探して歩き出すと、岩の中から声がしました。
「私は大鯨。岩に嵌っちゃって動けないんです。早く、助けてください!」
見る岩の穴に嵌った青い髪をした少女がもがいていたので、赤い髪の潜水艦娘は満身の力を込めて彼女を穴から引きずり出してやりました。
大鯨「ありがとう。助かりました。なにもお礼が出来なくて残念です。」
潜水艦娘「いいのよ。別に気にしないで。」
無題 Name としあき 16/02/17(水)20:19:13 No.8364017 del
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36911 B
潜水艦娘がまた歩き出すと、今度は海ブドウの木が言いました。
「頼む!もう海ブドウが熟れすぎているんだ!すまないが木をゆすって、実を落としてくれよ!」
「わかったわ!!」
彼女は海ブドウの木をゆさぶって、たわわな実を一個残らず落としてやりました。
海ブドウ「ありがとう。お礼に君にその海ブドウを一つあげるよ」
潜水艦娘「ありがとう」
彼女が海ブドウを齧りながらさらに歩いていくと、小さな家がありました。
無題 Name としあき 16/02/17(水)20:20:48 No.8364047 del
>「このバカ娘が!流した分の資源を回収するまで家には絶対上げん!!…gff…ゴーヤ君…今日もけつまんこいしようねぇ…」
駄目だった
無題 Name としあき 16/02/17(水)20:28:28 No.8364175 del
    1455708508980.png-(98153 B) サムネ表示
98153 B
「一体これは誰の家なのかしら…」と彼女がいぶかしがっていると、ギギーと音がして扉が開きました。

やあイムホテップ君、よく来てくれたね」

家の中から、赤い顔をしたおじいさんが表れてこう言うのです。

「君はどうやら行く当てがない様だ。もし私の家で働いてくれたら、君を幸せにしてあげよう。なに、働くといっても、わたしが先祖代々預かってきた歌舞伎衣装やかつら、小道具のチェックと、私が保存しているバンテリンの管理をするだけでいい。」

「そう…働くのは山々なんだけれどあなたは何という名前なの?」

「私の名前は藤間昭暁こと、九代目松本幸四郎である」

 行く当てのない潜水艦娘は、彼の家で働くことにしました。
無題 Name としあき 16/02/17(水)20:29:38 No.8364198 del
来ちゃったよ…
無題 Name としあき 16/02/17(水)20:37:59 No.8364297 del
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105248 B
 何日も何日も一生懸命働いた潜水艦娘は、ある日、おじいさんに言いました。

「あの、そろそろ家に帰りたいの」

「ほう、あのけつまんこいや炎上商法が大好きな湯川の家にかい? まあ、帰りたいのなら帰ってもいい。今まで文句も言わずに、よく働いてくれたね」

おじいさんは潜水艦娘を大きな門の下へ連れて行くと、とびらを開けました。
すると上からおびただしい金貨、ルビー、サファイア、エメラルド、宝石が埋め込まれた十字架などの財宝が降りそそいだのです。

「こんなにたくさん…おじいさん、いったいどこから集めたの?」

「ははは…私が今までに海中散歩をしながらカリブ海や浦賀水道などの沈没船から集めたものだ。こんなものでしかお礼が出来なくて申し訳ない」

それからおじいさんは、前に失くした資源を彼女に手渡すと、海上の世界に帰してくれました。
無題 Name としあき 16/02/17(水)20:39:02 No.8364307 del
始めて遭遇したけどナニコレ…
無題 Name としあき 16/02/17(水)20:42:14 No.8364361 del
    1455709334339.jpg-(186359 B) サムネ表示
186359 B
さて、家に帰ってきた潜水艦娘を見たアフィリエータ―は、彼女が持ち帰ってきた財宝を見てびっくり。
「お前、その財宝はいったいどうしたんだ?」
「海の底にいるおじいさんが報酬として私にくれたのよ」
彼女からこの話を聞いたアフィリエータ―は、潜水艦気取りの糞コテにもいい思いをさせてやろうと、オリョール海へ入らせました。
「ぐふふ…いっぱい集めてきてねゴーヤ君…」
無題 Name としあき 16/02/17(水)20:48:40 No.8364450 del
彼も赤い髪の潜水艦娘と同じようにきれいな草原へ出ましたが、岩に挟まった助けを求める声にも知らん顔。
大鯨「ちょっと、無視しないでください!助けて!」
糞コテ「けおけお。そんなの不注意から挟まったお前が悪いと思うんですけお。グズは嫌いだから無視するでち」
海ブドウの木の言葉にも、知らん顔です。
海ブドウ「頼む、揺さぶってくれ!」
糞コテ「そんなもんほっとけば自然に落ちると思うんですけお。揺さぶらなくても問題ないでち」
そして松本幸四郎さんの家にいきました。
無題 Name としあき 16/02/17(水)20:58:28 No.8364586 del
    1455710308286.jpg-(128606 B) サムネ表示
128606 B
彼の家で働くことになりましたが、この糞コテは働くのがきらいなので、ちっとも働こうとしません。
それから数日後、彼はおじいさんに言いました。
「そろそろ帰りまち。だからさっさと報酬の財宝が欲しいんですけお。早くするでち」
すると、彼の今までの態度に腹を立てたおじいさんは、門のところへ連れて行くと、とびらを開けました。
糞コテは金貨が降ってくると心待ちにしていましたが、彼の体からは見たこともない植物が生えてきました。
「けおおおお?これはなんなのでち?けつまんこいし始めて辛いから抜いて欲しいんですけお!」
「ピピニーデン君、それは私が培養したラフレシア・デ・ラマンチャという君専用の寄生植物で一生取るのは不可能だ。サボリまくってくれた君へのごほうびだよ。解ったらさっさと帰りたまえ!」
と言って、彼を思いっきり門の外へと蹴っ飛ばしました。
無題 Name としあき 16/02/17(水)21:06:19 No.8364719 del
「けっ!けおっ?そ、そんなっ!?嘘でしょ!?待ってくだち! ゴーヤもっと仕事頑張りまちから!待ってくだちー!おじいさん!!おじいさん!!うわあああぁぁぁぁっ!!!! 」

懇願する声もむなしく、扉は閉まってしまい、もう二度と開くことはありませんでした。
松本幸四郎さんに送り帰された糞コテは、言葉通り何をしても寄生植物が取れなかったため、ついには家を追い出されてしまいました。
それから糞コテは寄生植物を抱えながら町をさまよっていました。
町はずれにあるさびれたネカフェにたどり着くと、彼は中に入りました。
どうやらここを住処に決めたようです。
無題 Name としあき 16/02/17(水)21:09:31 No.8364765 del
そしてそこでネットサーフィンをするうちに彼は生まれたばかりの掲示板サイトを見つけました。
「けおっ?ここなら迎え入れてくれるはずでち!」
彼はそう思いそこでコテを付けて利用し始めました。
しかし、そこでも横暴な態度をとりまくり、住民から疎んじがられ、ついにはそこでも嫌われ者になってしまいました。

これで、どんとはれ。
無題 Name としあき 16/02/17(水)21:10:14 No.8364775 del
名・・・作・・・?
無題 Name としあき 16/02/17(水)21:11:44 No.8364802 del
そこそこおもしろかったが元ネタは何だろうか
無題 Name としあき 16/02/17(水)21:18:30 No.8364902 del
>そこそこおもしろかったが元ネタは何だろうか
舌切り雀かな?
善い行いをした爺さんには宝、意地悪婆さんには化け物入りの葛籠を渡してたから
無題 Name としあき 16/02/17(水)21:23:26 No.8364978 del
潜水艦娘の子は湯k…アフィリエーターとそのまま暮らし続けたんだろうか
それだけが気がかりだ
無題 Name としあき 16/02/17(水)21:43:58 No.8365277 del
アフィリエイター…
一体何川なんだ…
無題 Name としあき 16/02/17(水)21:50:37 No.8365387 del
書いたとしですが楽しんで頂けたのでしたら幸いです
久々で慣れない部分もありましたがまた機会があれば書いていきたいと思います

>そこそこおもしろかったが元ネタは何だろうか
レーベの故郷であるドイツの昔話「ホレのおばさん」です
指摘にもあるように日本でも「舌きり雀」や「継子と井戸」などの類話があります
無題 Name としあき 16/02/17(水)21:52:22 No.8365412 del
>潜水艦娘の子は湯k…アフィリエーターとそのまま暮らし続けたんだろうか
>それだけが気がかりだ
彼に嫌気がさして糞コテが追い出された後財宝をもって独立しました
無題 Name としあき 16/02/17(水)21:55:08 No.8365456 del
グリム童話なのか
無題 Name としあき 16/02/17(水)22:37:05 No.8366089 del
掘れ!U川さん?
無題 Name としあき 16/02/17(水)22:45:01 No.8366235 del
幸四郎さんがおじいさんで駄目だった
無題 Name としあき 16/02/18(木)10:23:18 No.8371402 del
次回は何だろうか
無題 Name としあき 16/02/18(木)11:34:42 No.8372069 del
もし次があるとしたら宮沢賢治ものか鶴姉妹の恩返しをやりたいですね
無題 Name としあき 16/02/18(木)11:38:12 No.8372101 del
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150314 B
日本昔ばなしとか懐かしいすぎる

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