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絵描きパパの育児実験記ロクLABO

絵描きパパの育児イラストブログ

新生児期の育児で見つけたオアシス!?息子の笑顔は昨日までの笑わぬ息子とのサヨナラ

育児 育児あるある

つい先日のこと、息子が生まれてからちょうど60日目、、

今までは、ごくまれに起きていても機嫌がいい日があるくらいで、基本的には寝ているか泣いているかでした。

それが生後2か月になってから、起きている時間でも機嫌のいい時間帯が長くなり、そしてついに、、

 

「息子が笑った!」

 

今までの寝入るときの新生児微笑ではなく、普通に日中の目が覚めているときにしっかりと。

そんな息子の笑顔を見た妻は泣いていました。

 

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この2か月間、
自分が仕事でいない日中は常に二人きりで家に籠って、泣けば授乳し、おむつが汚れたら替え、何故だかわからないギャン泣きにも、あれでもないこれでもないと悩み不安になりながら頑張ってきたと思います。

 

その間は、自分がしていることが合っていようが息子から帰ってくる反応は「泣き止む」「寝る」という反応だけでした。


泣き止めば安心します。

多分、今はおむつが気持ち悪かったんだ、、泣き止んだから、合ってた。

きっと暑くて目が覚めちゃったんだ、服がムレムレ、多分間違いない、泣き止んだし。

ただうまく寝付けなかったんだな、ギャン泣きした後すぐ寝ちゃった、今はちゃんと寝てるし大丈夫。

こんな感じの判断基準で、なんとなくやってきていました。
でも確証はありません。赤ちゃんは喋れませんから。

この時期の、子育てはみんな特にしんどいと息子が生まれる前からこれでもかというほど聞かされていましたが、それは寝れないなどの体力的な問題が大きいのかなと思っていました。

でも、今になって思うのは、寝れない体力的なつらさもそうですが、まるで「果てのない砂漠を蜃気楼に向かって歩いている」ような、終わりのない正解の分からない道を進んでいる感じが辛いんじゃないかなという事です。


そんな砂漠を歩き続けて2か月。。

「息子が笑った」んです。


今までに無かったリアクションなんです。
まるでオアシスを見つけたかのような気分なんです。

それは、笑顔が可愛い、とかそういう次元の感動ではなくって、

僕は「今まで2か月間、わからないながらにやってきたけど、多分あってたのかな?大丈夫だったのかな?」という、なんか正解の無い問題をずっと解き続けてきたところで息子がくれた「ありがとう」だったような気がしました。


「今まで歩いた道は合ってたんだよ。」

そう言ってもらってるような感じでした。

そんな感動は、妻にとっては僕のそれの比ではなく、とてつもなく大きなものだったに違いありません。
そして、このあっという間に過ぎていった2か月間は、笑わなかった息子が笑ったことで一区切りを迎え、またそれ以前の「笑わなかった息子とのサヨナラ」も意味していました。

一つ一つできることが増えていくと、最終的には独り立ちします。
まだ2か月だし何言ってんだと思われると思いますが、こうやってできなかったことができていくと、成長を見れた嬉しさと、なんだかちょっとした寂しさも感じます。

赤ちゃんに限っては、「一人で何もできないことが美しい」

そんな風に思います。

 

 まだまだ一人では何もできない息子のことをもっとちゃんと覚えていたい、記録に残したい。
そう思いました。