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中国ミサイル部隊の展開 米国務長官が強く批判
2月18日 8時30分

中国ミサイル部隊の展開 米国務長官が強く批判
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中国軍が南シナ海の西沙(パラセル)諸島の島に地対空ミサイル部隊を展開していることが確認されたことについて、アメリカのケリー国務長官は、習近平国家主席が軍事拠点化しないと明言したことに反していると強く批判しました。
アメリカ政府は南シナ海の西沙諸島で中国が実効支配しているウッディー島に、中国軍が先週から地対空ミサイル部隊を展開させていることを確認しました。
また、NHKの取材に対し、部隊が運用している地対空ミサイルは最新型の紅旗9であることを明らかにしました。
こうした中国の動きについてケリー国務長官は17日、記者団に対し、「習近平国家主席は去年、オバマ大統領と会談し、南シナ海を軍事拠点化しないと明言したが、実際には着々と軍事拠点化を進めている証拠が次々と明らかになっている」と述べ、中国を強く批判しました。そのうえでケリー長官は、「今後数日の間に、非常に真剣な協議を行うことになるだろう」と述べ、近く中国側と協議する考えを明らかにしました。
オバマ大統領は16日、ASEAN=東南アジア諸国連合の各国首脳をアメリカに招いた会議で、中国による南シナ海の軍事化を止めるため、連携していくことを確認したばかりでした。

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