ニュース詳細
オーストリア 難民受け入れ人数を制限2月18日 8時25分
中東などからヨーロッパへ難民や移民の流入が続くなか、オーストリアは1日に入国を認める人数を3200人に制限すると発表し、ヨーロッパ各国で難民などへの対応を厳しくする動きが広がっています。
オーストリア政府は17日、難民申請を受け付ける1日の上限を80人とし、ほかの国を目指す難民や移民についても、1日に入国を認める人数を3200人までとすると発表しました。この措置は19日から始まり、どちらかの上限に達した場合、その日の手続きを停止するということです。
オーストリアは先月、ことし国内で受け入れる難民の数を去年の申請者の半数以下となる3万7500人とする方針を示したばかりで、ミクルライトナー内相は、「オーストリアは難民問題の影響を最も受けている国の1つだ。ほかの国もしっかりとした対応を取ることを望んでいる」と述べました。
オーストリアに続いて周辺の国でも、難民や移民への対応を厳格化する動きが広がり、南にあるスロベニアはオーストリアと同じように入国を認める人数の上限を設定するとしています。
また、国連の担当者はクロアチアが一部の難民や移民を隣国のセルビアに送り返したことを明らかにし、難民たちがたらい回しにされている状況もうかがえ、難民たちを取り巻く環境は一層厳しくなっています。
オーストリアは先月、ことし国内で受け入れる難民の数を去年の申請者の半数以下となる3万7500人とする方針を示したばかりで、ミクルライトナー内相は、「オーストリアは難民問題の影響を最も受けている国の1つだ。ほかの国もしっかりとした対応を取ることを望んでいる」と述べました。
オーストリアに続いて周辺の国でも、難民や移民への対応を厳格化する動きが広がり、南にあるスロベニアはオーストリアと同じように入国を認める人数の上限を設定するとしています。
また、国連の担当者はクロアチアが一部の難民や移民を隣国のセルビアに送り返したことを明らかにし、難民たちがたらい回しにされている状況もうかがえ、難民たちを取り巻く環境は一層厳しくなっています。