Windowsパソコンの画面下部に配置された「タスクバー」は、デスクトップに常時表示されているので、目にする機会が格段に多い領域といえます。よく使うアプリのアイコンを配置したりするなど、工夫して使っている人が多いのではないでしょうか。今回は、基本といえるアプリアイコンの「ピン留め」の仕方をおさらいし、タスクバーの表示位置の変更、「ツールバー」の新規作成など、Windows 10を使いこなすうえで知っておきたいタスクバーのカスタマイズについて解説します。 

Windows 10 tips

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よく使うアプリをタスクバーに配置する

まずは、Windows 10でよく使うアプリのアイコンをタスクバーに配置する方法を確認しましょう。スタートメニューを表示し、アプリの一覧を開いたらアプリ名を右クリック。メニューが表示されたら、「タスクバーにピン留めする」を選択します。これでタスクバー上に指定したアプリのアイコンが常駐します。逆に、タスクバーから削除したい場合は、そのアイコンの右クリックメニューを表示して、「タスクバーからピン留めを外す」をクリックします。


スタートメニューを開いて、タスクバーに常駐したいアプリを右クリック。「タスクバーにピン留めする」を選択します。

(Cap:003)

指定したアプリのアイコンがピン留めされました。


タスクバーから削除するには、右クリックして「タスクバーからピン留めを外す」をクリックします。

タスクバーの位置を変更する

デフォルトでは、タスクバーは画面下部に表示されています。多くの人がそのまま使っているかと思いますが、「上」「左」「右」に表示することも可能です。表示位置を変更するにはまず、タスクバーを右クリックして、メニューのなかから「プロパティ」をクリック。「タスクバーとスタートメニューのプロパティ」が表示されたら、「画面上のタスクバーの位置」で任意の位置を選択しましょう。最後に「OK」をクリックすると表示位置が変更されます。

また、「プロパティ」画面で、「タスクバーを自動的に隠す」を選択すると、一定時間が経過すると、タスクバーが自動的に隠される設定に変更できます。画面をより広く使いたい場合などに活用してみるといいでしょう。


タスクバーを右クリックして、「プロパティ」を選択します。


「プロパティ」が表示されたら、タスクバーの表示位置を選択しましょう。


タスクバーを右側に表示すると、このような感じになります。

タスクバーから目的のフォルダにすばやくアクセス

タスクバーには、アプリや特定のファイルにすばやくアクセスできる「ツールバー」を設置できます。タスクバーから利用頻度が高いフォルダにアクセスしたいときなどに活用するといいでしょう。

ツールバーを作成するにはまず、タスクバー上で右クリックメニューを表示し、「ツールバー」 「新規ツールバー」の順にクリック。フォルダ選択の画面が表示されるので、任意のフォルダを選んで「フォルダーの選択」をクリックしましょう。これでツールバーが作成されます。よく使うフォルダを指定しておくと、タスクバーからフォルダ内のファイルに直接アクセスできて便利です。


タスクバーを右クリックして、「ツールバー」 「新規ツールバー」の順にクリック。


任意のフォルダを追加できました。クリックすると、フォルダ内のファイルが表示され、すばやく開くことができます。
常時目にする重要領域! 「タスクバー」の使用スタイルを見直す:Windows 10 Tips

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