上の記事を読みました。
ぎるちんさんの一億総おたく社会というブログです。
内容を簡単に要約すると、こんな感じ。
ぎるちんさんは、実家暮らしをしながら、ニートをしている25歳の男性。
ある日、親に「おまえの将来について話しがある」と、呼び出され、家族会議が始まった。
家族会議の結果、ぎるちんさんは、4月に実家を追い出される事になった。
貯金なし、資格なし、学歴なし、職歴なしのぎるちんさんは、今後の生活を心配している。
以上がぎるちんさんのブログの簡単な内容です。
きっと、ぎるちんさんの中で、「自分はこのまま行けば、ネットカフェ難民、ホームレスしかないんじゃないのか?」という不安が脳裏をよぎっているんじゃないか、と思うんです。
低収入な若者が実家を追い出されたら、すぐにネットカフェ難民予備軍、ホームレス予備軍になってしまう問題は他人事ではありません。
僕自身も実家に暮らしながら、ワーキングプアライター+ブロガーをやっているので、明日は我が身です。
で、ぎるちんさんのブログを読んで思い出したあるネットの記事があります。
ベストセラー、「下流老人」の作者である藤田孝典さんが書いた「若者の貧困と住宅問題」をテーマにした記事なhisaんです
以下に関連記事といっしょに貼っておくので、時間があったら読んでみください
実家は「出たくても出られない、檻のない牢獄」 低所得の若者の厳しい「住宅環境」 - 弁護士ドットコム
家を借りることがリスクの時代:檻のない「牢獄」と化した実家(藤田孝典) - 個人 - Yahoo!ニュース
低収入で実家を出られない。「手当のない介護職員」という未来。「若者の住宅問題」に対する読者の声 : BIG ISSUE ONLINE
「未婚で年収200万円以下の若者」の約8割は親の実家に住んでいる。調査から明らかになった、若者の「住まいの貧困」の実態 : まだ東京で消耗してるの?
「ホームレス問題」から「ハウジングプア問題」へ:稲葉剛さんが語る「不安定居住の変遷と広がり」 : BIG ISSUE ONLINE
上の記事の内容も簡単に要約してみましょう。
中年フリーター270万人、5人に1人は非正規雇用の時代に突入した2000年代。
今、年収200万円以下の若者が急増し、なかなか実家を出れない若者が多くなっている。
この問題を個人の問題、自己責任として考えるのではなく、大きな社会の問題として考えてみたい。
「住まいの貧困」という観点から、個人だけではなく、社会(政治)に改善を求めて行きたい!
以上のような内容が上の記事に書いてあるんです。
「年収200万円以下の若者」、「実家からなかなか出れない若者」っていうのは、要するに、ワーキングプアブロガーの僕やぎるちんさんの事ですよね。
とは言え、政府が何かしてくれるまで待っている時間はない。
ぎるちんさんは 、4月には実家から出て行かなければいけないし、僕ももしかしたら、ぎるちんさんと同じように、「出て行ってくれ!」と、親に言われるかもしれない。
僕は実家に月3万円入れていますが、それでも「出て行ってくれ!」と言われたら、出て行かなければいけません。
そこで、僕が普段からやっている対策をちょっとだけ書いておきます。
ぎるちんさんは、「余計なお世話だ!」と思うかもしれません。
その場合、無視してください(笑)
では、参りましょう
(低収入な若者の貧困対策)
その1・就職する!またはアルバイトをする
ぎるちんさんもブログで書いているように、住み込みの仕事をみつけるのが一番、現実的だと思います。
ただ、住み込みの仕事はブラックなところが多いので、それには注意したい。
なので、まずはアルバイトでもいいと思うんです。
たとえば、請負の短期のバイトをいくつかやって、月13万ぐらい稼いで、あとは安いアパートを探す。
これについては、コストのかからない男ブログが参考になります↓
節約思考は思いがけぬ複合的効果をもたらす。風呂代わりにフィットネスクラブ利用がおすすめ。 - コストのかからない男ブログ
非正規雇用でも結婚!夫婦で家賃を折半し、今までよりも好きなことに時間とエネルギーをかける。 - コストのかからない男ブログ
節約の基本は月々の固定費カットから。使わない有料のメールアドレスを解約し、通話のみしかできない携帯電話にする。 - コストのかからない男ブログ
上のブログの管理人は、最近までコンビニの夜勤の仕事をやっていて、家賃2万円代の安いアパートに住んでいます。
無理のない節約生活で貯金もどんどん貯まっているようなので、ぜひ参考にしてください。
その2・実家を出る日をのばしてもらう!
親に頼んで、4月ではなく、6月とかにしてもらうのはどうでしょうか?
あと2か月しかないと、焦って、ブラックな職場に入って、うつが再発する可能性があります。
なので、せめて6月にしてもらったらどうでしょうか?
ここは役者になりましょう。
親にムカつく事を言われて、頼みたくないかもしれません。が、やっぱり、あと二カ月しかないというのは問題です。
芝居しましょう。
「お母さん、お父さん、ごめんなさい。言ってくれたおかげで目が覚めました!、自分のためにも実家を出たいと思うので、必死で仕事を探したいと思います。でも、2か月だと時間が足りないので、6月にしてもらえないでしょうか?お願いします」
こんな感じで言ってみてください。本心じゃなくてもいいんです。
生き残るために嘘をつくんですよ。間違っても、キレちゃダメですよ。
何を言われても、「お願いします」と言い続けるんです。
その3・人のつながりを活用する
これは、あと2か月ぐらいでは無理かもしれません。
しかし、今からでも遅くないので、少しずつ人とのつながりを作ってみてください。
実は、僕は明日、親に「実家から出て行ってくれ!」と、言われてもそれほど困りません。
それは、泊まりに行っていい友達の家やシェアハウスをいくつか知っているからです。
これも参考になる人達が何人かいます。
まず、僕の友人のホームレス小谷。
彼は、ガチのホームレスで、人の家を泊まり歩きながら生きています。
そして、自分をネットショップで売っています。50円で買えます。
ぎるちんさんもぜひ買ってみてください(笑)
スマホ代も人に払ってもらっている強者です(笑)
以下の記事を見てみてくださいね。
1日を50円で売るホームレス小谷さんと大阪で遊んできたよ!! | まぬけブログ
お笑い芸人の小谷真理 ホームレス生活の中で結婚まで成し遂げる - ライブドアニュース
次に、最近知ったホームレスライターの種延真之さん。
元カリスマニートのPhaさんが作ったギークハウスというシェアハウスに出入りしていいる方です。
まだ、お会いした事はありませんが、すごい方です。
普段は公園で寝泊まりして、どうしても無理な時はギークハウスに泊まるみたいなんです。
最近はWEBライターをやって、お金を稼いでいるみたいです。
ぜひ、彼のブログとツイッタ―をチェックしてみてください。
参考になるはずです↓
ホームレス生活に移行するためにしたことを大体書く – ニートが東京に行った話
クオリティ・オブ・ライフを追求した結果、ホームレスになった話をする – ニートが東京に行った話
AERAの今週号に掲載されました。内容の補足と取材の感想 – ニートが東京に行った話
最後に、プロブロガー・宮森勇人さんです。
彼もすごい。彼も実家でニートをしていましたが、ある事がきっかけで東京に出て来ました。
その時の全財産は、なんと1万円代です。これは、本当に驚きですね(笑)
で、なぜ彼がそんな事が出来たかと言うと、家賃なしで住まわしてくれる知り合いのコネがあったからです。
彼のブログを読んでみてください。人との繋がり方がよく解るはずです。
宮森はやとって何者?プロフィールつくりました! - 未来は変えられるの?
宮森はやとは実家暮らしに限界を感じて全財産1万3千円で東京に移住しました! - 未来は変えられるの?
父への借金返済がはじまりました。これから毎月2万円ずつ返済していきます。 - 未来は変えられるの?
どうでしょうか?
このように今の日本は人とのつながりがあれば、お金が無くても死なないんです。
ぜひ、今からでも遅くないので、いろいろな人と繋がってください。
大事なのは、お互いに助ける気持ちです。お互いに、というのがポイントですよ
その4・生活保護を検討する
その1の就職探しも難しい。その2も無理。その3の人のつながりもない。
親にも縁を切られてしまった。
このような状態になってしまったら、日本では生活保護しかありません。
最悪の場合、生活保護を検討してみてください。
その際に、ぜひ知ってほしいNPO団体があります。
NOP法人自立サポートセンターもやいです。
生活保護のアドバイスや申請の時に同行してくれます。
WEBサイト貼っておくので、ぜひ見てみてください↓
特定非営利活動法人自立生活サポートセンター・もやい | もやいは、 自立をめざす生活困窮者の 新たな生活の再出発を お手伝いします。
NPO団体はいろいろと怪しいところもあります。
しかし、もやいさんは長年、日本の貧困問題に向かい合って来た信用できる団体です。
ぜひ、相談してみてください。相談日は火曜日です。
もし、交通費が無くていけない、と言うのであれば、僕が交通費を出します。なので、良ければ、銀行口座を教えてください。後で、DMしてくださいね
こちらも、ぜひ↓
さぁ、どうだったでしょうか?長文になってしまいました。
何かの参考にして頂ければ幸いです。
共に生きていこうではないか?!