Steamで配信している無料のスキーゲーム「SNOW」が、“ミスるとその場で墓になる”というかつて類を見ないほどシュールなシステムを採用していると話題です。リアルで美しいグラフィックにもかかわらずいきなり人間が墓になる様は、諸行無常にあふれていました。
ジャンプして着地に失敗したり、壁や木にぶつかった次の瞬間には自分が墓になっています。その程度じゃ人間は死なないだろという程度のソフトな衝撃でも、問答無用で墓。岩の上だろうが建物の屋上だろうが、問答無用で墓。即死を超えた“即葬”です。
スポーツゲームはリアルの人間なら絶対死ぬような事故でも無傷なのが一般的ですが、「SNOW」ではあえてその逆に振り切った様子。というか、スキーはそんなポンポン人が死ぬようなスポーツじゃありません。なぜこのジャンルでこの仕様を選んだ。スキーへの熱い風評被害が止まりません。
しかも墓自体にも当たり判定が存在し、オンラインプレイだと墓にぶつかった他のプレイヤーも墓になってしまうもよう。まるでゲレンデで無念の死を遂げたスキーヤーの怨念です。
墓になると画面左上に出る「Crashed!」の文字も、なかなかの突っ込みどころ。完全に「Dead」しているのですが。
まるでスペランカーのように死が軽い「SNOW」。無料で遊べますので、墓になりたい方は一度遊んでみてはいかがでしょうか。
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