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防衛省 南シナ海周辺国と防衛協力強化 中国けん制へ2月18日 5時00分
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防衛省は中国軍が南シナ海の島に地対空ミサイル部隊を展開させるなど、海洋進出を強めていることを受けて、アメリカと連携して情報収集に努めるとともに、南シナ海の周辺国との防衛協力を強化することで中国をけん制する考えです。
アメリカ政府の当局者によりますと、南シナ海の西沙(パラセル)諸島で、中国が実効支配しているウッディー島に、先週から中国軍が地対空ミサイル部隊を展開させていることがアメリカの監視活動で確認されました。
これを受けて中谷防衛大臣は17日夜、アメリカ軍のアジア太平洋地域のトップとの会談で、「現状変更を試みる中国の行動は看過できない」として、この問題で日米が緊密に連携していくことを確認しました。
防衛省の幹部は、「南シナ海は日本にとって重要なシーレーンであり、中国軍がどのような部隊を配備したのか詳細に把握する必要がある」と話しており、アメリカと連携して情報収集に努める考えです。
また、南シナ海周辺国の軍隊の能力向上に向けた支援や、海外に派遣されている海上自衛隊の部隊が帰国する際に、島々の領有権を巡って中国と対立しているベトナムなどに立ち寄り、当局間の交流を深めることを通じて、防衛協力を強化し、中国をけん制する考えです。
これを受けて中谷防衛大臣は17日夜、アメリカ軍のアジア太平洋地域のトップとの会談で、「現状変更を試みる中国の行動は看過できない」として、この問題で日米が緊密に連携していくことを確認しました。
防衛省の幹部は、「南シナ海は日本にとって重要なシーレーンであり、中国軍がどのような部隊を配備したのか詳細に把握する必要がある」と話しており、アメリカと連携して情報収集に努める考えです。
また、南シナ海周辺国の軍隊の能力向上に向けた支援や、海外に派遣されている海上自衛隊の部隊が帰国する際に、島々の領有権を巡って中国と対立しているベトナムなどに立ち寄り、当局間の交流を深めることを通じて、防衛協力を強化し、中国をけん制する考えです。