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オバマ大統領 中国人工島軍事化阻止で各国連携必要2月17日 12時04分
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アメリカのオバマ大統領は、ASEAN=東南アジア諸国連合各国を招いた初めての首脳会議で、南シナ海で中国が造成する人工島を巡り、さらなる軍事化を止めるため各国が連携して対応していく必要があると強調しました。
アメリカのオバマ大統領は、ASEAN各国の首脳を招いた初めての会議をカリフォルニア州の保養施設サニーランズで開き、2日目の16日、海洋の安全保障をテーマに意見を交わしました。
このあとの記者会見でオバマ大統領は、南シナ海で中国が造成する人工島を巡り「係争海域でのさらなる埋め立てと施設の建設、そして軍事化の停止を含む緊張の緩和に向けた具体的な措置の必要性を協議した」と述べ、人工島のさらなる軍事化を止めるため、各国が連携して対応していく必要があると主張しました。その上で「航行の自由は守られなければならない」と述べて、アメリカ政府として人工島の周辺で海軍の艦艇を航行させる「航行の自由作戦」を継続する方針を改めて示したうえで、各国の協力も促し中国をけん制しました。
また会議では、参加各国で共有する原則として、挑発的な行動を抑制し軍事化を避けるとともに航行・飛行の自由の確保に関与していくことなどを確認した「サニーランズ宣言」を採択し、アメリカとしてASEAN各国と緊密に協力していく姿勢を示しました。
このあとの記者会見でオバマ大統領は、南シナ海で中国が造成する人工島を巡り「係争海域でのさらなる埋め立てと施設の建設、そして軍事化の停止を含む緊張の緩和に向けた具体的な措置の必要性を協議した」と述べ、人工島のさらなる軍事化を止めるため、各国が連携して対応していく必要があると主張しました。その上で「航行の自由は守られなければならない」と述べて、アメリカ政府として人工島の周辺で海軍の艦艇を航行させる「航行の自由作戦」を継続する方針を改めて示したうえで、各国の協力も促し中国をけん制しました。
また会議では、参加各国で共有する原則として、挑発的な行動を抑制し軍事化を避けるとともに航行・飛行の自由の確保に関与していくことなどを確認した「サニーランズ宣言」を採択し、アメリカとしてASEAN各国と緊密に協力していく姿勢を示しました。