イラン石油相:原油生産量の維持に支持表明-減産に応じるか言明せず
2016/02/18 01:36 JST
(ブルームバーグ):イランは17日、サウジアラビアとロシアが合意した原油の生産量維持案に支持を表明したが、自国が生産を削減するかどうかについては言明しなかった。
イランのザンギャネ石油相は石油輸出国機構(OPEC)加盟国であるカタールとイラク、ベネズエラとの協議を終えて、サウジとロシアが打ち出した原油生産を1月水準で維持するとの計画を含め、石油市場の安定化を図るいかなる取り組みも支持すると、同国石油省のシャナ通信を通じて述べた。サウジ・ロシアの合意はイランの協力が前提となっているが、ザンギャネ氏はイランがこれに参加するかどうかについて言明を避けた。イランは先月の経済制裁解除を受けて原油輸出を拡大する計画を明らかにしている。
原油相場は協議終了後に一段高となった。ロンドン時間午後3時46分現在、ICEのブレント原油先物は5.7%上昇し1バレ=34.03ドル。
原題:{NSN O2P8706JTSEP<Go>}(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ロンドン Grant Smith gsmith52@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先: James Herron jherron9@bloomberg.net
更新日時: 2016/02/18 01:36 JSTニュース一覧
注目のセクション