【北京=永井央紀】中国が南シナ海の西沙(パラセル)諸島に地対空ミサイルを配備した。米国が南シナ海での軍事拠点化を中止するよう再三求めるなか、実効支配の強化を進める姿勢がより鮮明になった。北朝鮮の核開発などアジアの安全保障情勢は混沌としており、南シナ海を巡る米中対立が深まれば関係国は新たな対応を迫られる。
米FOXニュースが16日に衛星写真の分析をもとに伝え、台湾国防省も配備を確認した。ケリー米国…
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