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シロッコ手習鑑

今の私は過去の私が知りたかったことを知っている。過去の私に伝えたいことを書きます。

常識がひっくり返った「我ら糖尿人、元気なのには理由(ワケ)がある」宮本輝さん

本の紹介 健康
我ら糖尿人、元気なのには理由(ワケ)がある。 ――現代病を治す糖質制限食

我ら糖尿人、元気なのには理由(ワケ)がある。 ――現代病を治す糖質制限食

 

 糖尿病の義母にプレゼントするために買った本

最初にこの本を買ったのは糖尿病の義母にプレゼントするためでした。作家・宮本輝さんの小説は前に何冊か読んだことがあり、トンデモ本ではないだろうと言う安心感があったからでもありました。

本を買ってプレゼントしたのが2009年。そして2年半後の2012年2月、義母に「この本読み終わったけど、どうします?」と聞かれました。

「邪魔なら捨てるしかないですね。捨てる前にひと通り読んでみます」

読んでみると常識がひっくり返り、目からウロコが落ちまくりでした。本を読んで感動すると他の人にも言いたくなるもので、ツイッターのこのあたりで呟きまくっています。

 

宮本輝さんは最初はトンデモだと思っていた

糖尿病になった宮本輝さんは情報を探しているうちに糖質制限にたどり着きます。しかし、それはトンデモ医学だと思います。

しかし、江部康二さんのブログを読んでいるうちにこれは本物だと思い、実行する訳です。

糖質制限の推進役の江部康二さんも最初から糖質制限に興味があった訳ではありません。糖尿病の治療をしていて、同じ病院のお兄さんの患者さんは肉や魚がいっぱい出る病院食、江部さんの患者さんは普通の低カロリー糖尿病食。それで、「オレにもああいう病院食を食わせろ」と言うので仕方なく、許すと結果が良かった。そんなことがあったそうです。

興味を持った江部康二さんが理論的に説明していきます。そして、江部康二さん自身も糖尿病ですから実験をしていく訳です。 

 

実は私も境界型の糖尿病です

40台の後半から血圧が高くなり、血圧の薬を飲んでいました。最初は血圧の薬だけだったのですが、コレステロールが高いというのでコレステロールの薬も飲むようになります。

さらに、55歳ころから普通だった血糖値が100を超え、110、120になったので掛かりつけのお医者さんに話しますと、甘い液体を飲む検査をすると糖尿病だと言われました。

そのときにHbA1cというものを知ったのですが、HbA1cは5.8(旧基準)程度でした。

食生活改善するように注意をし、駅までの1.8キロを毎日歩きましたが、数値はなかなか改善せず、5.8~6.0をいったりきたりの状態。それでも、糖尿病の薬を飲む必要がないのは救いでした。

 

糖質制限を実行した

 その後、「主食を抜けば糖尿病は良くなる! 糖質制限食のすすめ」、「腹いっぱい食べて楽々痩せる「満腹ダイエット」 肉を食べても酒を飲んでも運動しなくても確実に痩せる!」を読んで 糖質制限を実行してみることにしました。

朝は野菜、ソーセージ、玉子を炒めたものなどにプロテイン

昼食は今までと同じ、玄米のオニギリとおかず。

夜は焼酎のお湯割り1杯とおかずです。

まず、体重が74キロくらいあった体重が70キロになりました。

高かった中性脂肪コレステロールは一気に正常範囲になりました。

HbA1cは5.6からさらに5.4くらいになりました。(旧表記)

現在は昼食もごはんを食べないで、サバ缶やソーセージ、それにコンビニの野菜サラダ等を食べています。

どの本がオススメか

アマゾンで「糖質制限」で検索すると本のカテゴリだけで476件ヒットします。  

一番人気のあるのはTVの討論バラエティ番組に出演して、アンチ糖質制限を叩きのめしている夏井先生の「炭水化物が人類を滅ぼす」 ですが、私がオススメするのは理論的にしっかり説明してある「主食を抜けば糖尿病はようなる」です。糖質制限関連の本はたいがいこの本を参考に書かれているとおもいます。

ツイッターで「から揚げは健康に良いですよ」という話題になったので書いてみました。

主食を抜けば糖尿病は良くなる!糖質制限食のすすめ

主食を抜けば糖尿病は良くなる!糖質制限食のすすめ

 

 

炭水化物が人類を滅ぼす 糖質制限からみた生命の科学 (光文社新書)

炭水化物が人類を滅ぼす 糖質制限からみた生命の科学 (光文社新書)