「パックマン」の目線になって、立体的な360度の視野で遊べるゲームアプリ「MilboxTouch ver. VR PAC-MAN」が、クラウドファンディングサイト「Makuake」で開発費用を募っている。支援は1000円(税込)から。
あらかじめアプリをダウンロードしたスマートフォンを、段ボール製の仮想現実(VR)ゴーグル「MilboxTouch」の前面にセット。ゴーグルを装着すると「パックマン」の世界で、あたかも自分自身が敵キャラクターに追いかけられているような臨場感を味わえるという。
ルールは通常の「パックマン」と変わらず、クッキーを食べつくすとステージクリアとなる。画面が崩壊し、クリア不可能になる「256面のバグ」も再現する。
IoT(Internet of Things)製品を手掛けるWHITEが、明治大学と共同でゴーグルを開発。ゴーグル側面のタッチセンサーを時計回りに触ると「パックマン」が前進し、反時計回りに触ると後退する。方向転換したい場合は、行きたい方向に自分の体を向ける。立体視の機能はなくなるが、ゴーグルが不要の「ノーマルモード」も用意する。
バンダイナムコエンターテインメントの「カタログIPオープン化プロジェクト」に参加し、パックマンのVRゲームが実現した。
ゴーグルの「MilboxTouch」(税込2000円)とAndroid版アプリ(300円)は4月上旬に発売が決まっているが、iOS版も追加するべく「Makuake」で開発費用を募る。プロジェクトが達成すれば、5月末のリリースを予定する。
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