「US Geological Survey(アメリカ地質調査所)」が公開した画像は、もし地球上にある水をボール型にまとめたら一体どのくらいのサイズになるか、を表現したもの。その小ささに驚きます。
画像には、水色の球体が3つ。最も大きなものが、地球上にある全水量を現しています。直径は約1,380km。
2番目は、氷河や地下水などの量を示しており、直径273km(全体の2.5%)ほど。さらに、すぐに飲める淡水に限った3番目の球体は直径約56km。全体の1.2%にあたります。いかに貴重な資源であるかがより明確になり、使用できる水の量を具体的に考えさせられるとあって話題に。
「デイリー・メール」紙は、2025年には人口の3分の2が水不足に遭うとの「WWF(世界自然保護基金)」の予測を紹介。
「国道交通省」に掲載されている「国際連合教育科学文化機関(UNESCO)」の発表によれば、1950〜1995年にかけて人口は約2.25%増加。対して、水の使用量が約2.74倍に増えており、その需要量が供給量に急速に迫りつつあります。