昨季はチーム得点王として絶対に欠かせない存在だったミランFWジェレミー・メネズに中国の上海申花が興味を示している。
伊『Football ITALIA』によると、上海申花はすでにメネズにアプローチをかけているという。メネズもこのオファーに興味を示しているようだが、問題は金銭面だ。メネズは上海側に年俸1000万ユーロを求めているのに対し、上海は700万ユーロでの契約を望んでいる。中国といえば莫大な年俸を支払うことで有名だが、メネズも中国移籍の最大のメリットがお金にあると感じているのだろう。
また、上海申花は先日FWティム・ケーヒルとの契約を解除したと発表しており、同メディアはメネズのプレイする場所ができたと伝えている。
今季序盤戦では指揮官のシニシャ・ミハイロビッチもメネズの復帰を待ち望んでおり、すぐさまエースの立場に戻ると思われていた。しかしカルロス・バッカ、エムバイェ・ニアングの2トップに加え、本田圭佑も指揮官の信頼を取り戻しており、メネズの影は薄くなっている。一時は本田よりもメネズの方が10番にふさわしいとの意見もあったが、今では本田の方が10番にふさわしいと言えるだろう。