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事故直前の映像公開…国交省

事故現場から約250メートル手前に設置された定点カメラに映った蛇行して走るスキーバスの様子=国土交通省提供

 長野県軽井沢町のスキーツアーバス事故で、国土交通省は20日、事故現場から約250メートル手前の定点カメラの映像を公開した。バスが道路のセンターラインを越えながら蛇行するように走る様子が映っている。長野県警軽井沢署捜査本部は映像を分析し、事故までの走行状況を調べる。

 国道18号「碓氷(うすい)バイパス」を管理する国交省は現場から約250メートル、約1キロ手前の地点にカメラを設置。約250メートル手前のカメラには、15日午前1時50分過ぎから数秒間走行するバスが映っていた。

 バスはセンターラインを越えて走行。ブレーキランプはほぼ点灯したままで、速度が出ているように見える。カーブにさしかかる際には左側の車輪が浮いていた。約1キロ手前の地点のカメラに映ったバスは普通に走行していた。【内橋寿明】

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