<北海道新幹線>H5系下り 仙台発デビュー
3月26日に開業する北海道新幹線の下りでの新型車両「H5系」のデビューが、午前6時40分に仙台駅を発車する新函館北斗駅行きの「はやぶさ95号」になることが15日、分かった。仙台駅ホームで記念式典が開かれる予定で、H5系の門出を祝う瞬間が仙台市で見られる。
H5系は、JR東日本が東北新幹線で運行するE5系をベースにJR北海道が導入した新型車両。外観、性能面ともE5系とほぼ変わらないが、車体に紫色の帯を施しているのが特徴。1編成10両で、JR北海道は4編成を導入する。
北海道新幹線の下りの始発列車は、ともに午前6時32分発の東京発新函館北斗行き「はやぶさ1号」と新青森発新函館北斗行き「はやて91号」だが、どちらもE5系の車両が使われる。
開業日の切符は、1カ月前の26日午前10時に発売される。上りのH5系のデビューは午前6時35分新函館北斗発東京行き「はやぶさ10号」となる予定だ。
北海道新幹線は東京−新函館北斗間を最短4時間2分で結ぶ。同区間を1日10往復運行するほか、新函館北斗−新青森、盛岡、仙台もそれぞれ1往復運行される。仙台−新函館北斗間は最短2時間半で結ばれる。
2016年02月16日火曜日