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小1男児ひき逃げ 防犯カメラに直前の映像2月17日 17時27分
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17日朝、東京・町田市の交差点で、登校途中の小学1年生の男の子が、ダンプカーにひき逃げされ死亡した事件で、警視庁はダンプカーの60代の運転手をまもなく、ひき逃げなどの疑いで逮捕する方針です。
17日午前8時前、東京・町田市鶴間の交差点で、横断歩道を渡っていた近くに住む小学1年生、倉田遼太郎くん(7)がダンプカーにひかれました。警視庁によりますと、倉田くんは頭を強く打って病院に運ばれましたが、およそ2時間後に死亡しました。
これまでの調べによりますと、倉田くんは登校途中で、横断歩道の途中で、左折しようとしたダンプカーにひかれたということです。ダンプカーはその場から走り去り、警視庁がひき逃げ事件として捜査していたところ、およそ30分後に現場から3キロほど離れた路上で警察官が発見したということです。警視庁は60代の運転手の身柄を確保して事情を聴いていて、まもなく、ひき逃げなどの疑いで逮捕する方針です。
現場は東急田園都市線の南町田駅から北に1キロほどの信号機のある交差点です。
これまでの調べによりますと、倉田くんは登校途中で、横断歩道の途中で、左折しようとしたダンプカーにひかれたということです。ダンプカーはその場から走り去り、警視庁がひき逃げ事件として捜査していたところ、およそ30分後に現場から3キロほど離れた路上で警察官が発見したということです。警視庁は60代の運転手の身柄を確保して事情を聴いていて、まもなく、ひき逃げなどの疑いで逮捕する方針です。
現場は東急田園都市線の南町田駅から北に1キロほどの信号機のある交差点です。
防犯カメラに事故直前の様子
東京・町田市の交差点を映した防犯カメラの映像では、亡くなった倉田遼太郎くんとみられる男の子がランドセルを背負って駆け足で交差点を渡ろうとしています。同時に、画面の右側に白っぽいダンプカーが交差点を左折してくる様子が確認できます。ダンプカーは横断歩道にさしかかっても停止することなく走っています。この直後に男の子がひかれたとみられます。
また、別のカメラの映像では、左折してきたトラックが走り去ったあとに、横断歩道の上に子どもが倒れているように見えます。この後、近くにいた人たちがひき逃げに気づいて、不安そうに現場に集まってくる様子も映っています。
また、別のカメラの映像では、左折してきたトラックが走り去ったあとに、横断歩道の上に子どもが倒れているように見えます。この後、近くにいた人たちがひき逃げに気づいて、不安そうに現場に集まってくる様子も映っています。
祖父「将来の夢も未来もあったのに」
亡くなった倉田遼太郎くんの祖父(62)は、「剣道を一生懸命、頑張る礼儀正しい真面目な子どもで、将来の夢は医者になりたいとか宇宙飛行士になりたいと言っていました。家族の仲がとてもよく妹の面倒を見たり、親子でマラソンに出たりしていました。生まれてから3000日も生きていなくて、これから未来があったのにいつもどおりの通学路でこんなことになってことばが出てきません。亡くなったと聞いても実感が全くわきません」と話していました。
都内では15日にも小学生がはねられ死亡
東京都内では15日も足立区で、下校途中の小学1年生の7歳の男の子が2トントラックにはねられて死亡する事故が起きています。警視庁によりますと、この事故では、トラックが交差点を右折した際に横断歩道を渡っていた男の子をはねたということで、逮捕されたトラックの運転手は、「直前に、自転車が横断歩道を通過するのを確認したあと右折したが、男の子ははねるまで気付かなかった」などと供述しているということです。警視庁は、車高の高いトラックの運転席から男の子が死角になり、気付かなかった可能性もあるとみて調べています。