「自分の子どもには絶対に食べてほしくない」
「俺のところの特売用ハムは駄目。とても食べれたものじゃない」
「価格破壊の商品とはいえ、うちの漬物は買うなよ。」
「あのレンコンは自分では食べない。」
これらは「食品の裏側」という書籍で紹介されている、製造業者の言葉。
あなたも薄々気付いているんじゃありませんか?「スーパーには身体に悪いものも売っている」と。
じゃあそんなあなたに質問です。
あなたは買い物をするときに「安いから」という理由で買うものを決めてませんか?
目次
諸悪の根源は食べ物に
あなたが疲れやすい原因。
あなたが持病を持っている原因。
それってあなたが食べるものに関係があります。
遺伝子組み換えの小麦をやめただけで、アレルギーが治るとの話もありますし、食べる量を減らしただけで、花粉症が治ったという話も。
あなたも薄々気付いているんじゃありませんか?
全ての原因は食べ物にあると。
けど、「安いから」「手間がかからないから」そういった理由で、「売っている食品=安全」と思い込んでいるんじゃありませんか?
製造者は知っている
「いやいや、企業が自信もって売ってるものですよ!問題あるわけないじゃないですか!!」
そんなあなたに朗報です。
実は、加工食品を作っている人の多くは、加工食品の危険性に気付いています。
たとえば、
以前に世間を騒がせたミートホープの製造者(安部氏)はこういっています。
とにかく、親として、自分が開発したこのミートボールは、自分の子どもたちにはゼッタイに食べてほしくないものである、ことを思い知った安部氏は、夜も眠れぬほど、悩み苦しみ自問自答したあげく、きっぱりと、添加物の会社をやめる決心をしたといいます。
大塚晃志郎の、経営者とその家族のための健康管理と自然治癒力を生かした「命もうけ」の知恵:あなたもご家族も食べているミートボールは大丈夫ですか?
他にもあらゆる人が危険性を知っている。
ある工場長Aさんはこんなことを言いました。
「俺のところの特売用ハムはだめ。とても食べられたものじゃない。」
ある漬物工場の経営者Bさんはこんなことを言いました。
「価格破壊の商品とはいえ、うちの漬物は買うなよ。」
塩漬けされた輸入品の黒ずんだ野菜を使い、それらを漂白した挙句、合成着色料で色を付けてごまかしているからだそうです。
レンコン会社の社長Cさんはこんなことを言いました。
「あのレンコンは自分では食べない。」
真っ黒な廃材のようなレンコンが一瞬のうちに真っ白になる過程を見たまともな神経の持ち主であれば、とても口に出来ないそうです。
(「食品の裏側」安部司 著)
いろんな食品。作った人が買わない理由。 | Officecafeブログ-最新の栄養学・健康維持に関する話題をピックアップ!-
特に米の加工食品メーカーのトップ層は、自社の製品を食べてる人なんてほとんどいません。
彼らの言い分はこう。
「毎日食べることは想定していない。たまに贅沢品として食べてもらうことを想定している。」
いやいや、それはないですよね。
人がずっと食べたいと感じるような成分で組み立てておいて、何を言ってんだと。意志力ではやめられないもの作っておいて何言ってんだと。消費者に偽の食欲を植え付けといて何言ってんだと。
あ、加工食品の依存性について詳しく知りたいあなたは下記の記事を見てください。今回は製造者が食べないという事実を知ってもらいたいだけなので、詳しくは話しません。
遺伝子組み換えだって、食品添加物だって同じ。身体に悪影響があるという多くの事実が出てきています。
とにかく安いもの買ってませんか?
もちろん、材料にこだわっている企業や店もあります。ほんまにあなたの健康を守ろうとしているところだってあるでしょう。
しかしあなたは、そこの製品を買ってますか?
とにかく安いものを買ってませんか?
加工食品メーカーが、糖、脂肪、塩といった依存性の高いものを使っているのも、低コストで魅力的な製品を作れるからです。
添加物を使うのも、遺伝子組み換え作物を使うのも、農薬を使うのも、安いから。
彼らは言います。
「我々は求められるものを作るだけだ」と。
そう。
結局は、一人一人が安さに目がくらんで購入してしまうことが原因なんですよね。
世の中は資本主義です。あなたが求めるものが市場に出回ります。あなたが求めないものは市場に出回りません。
もしかしたら、あなたはこう思ってるかもしれません。
「安心安全な食べ物を食べたい。大切な人に食べさせたい。」
しかし、願望では何も変わりません。いくら願望を持っていても、実際に反映されるのは行動です。
もしあなたが「安全なものが欲しい」と思いつつも、目の前の安いものを手に取っていたら、それは「加工食品を求めてます」という意思表示なんです。
大切な人に食べさせれますか?
「自己責任だから加工食品を食べるのなんて、私の勝手です!」
そう思うあなたに質問です。
あなたの大切な人たち、あなたにもし子どもができたときに、生産した人たちが「食べたくない」と思うものを食べてもらいたいですか?
もしあなたが「大切な人たちに危険なものは食べてもらいたくない」「安心安全なものを残したい」と思うのであれば、「食べない」「買わない」という意思を示してください。
いきなり全てを変える必要はありません。
いつものスーパーではなく、自然食品を扱うスーパーへ行ってみる。
外食だったのを自炊にしてみる。
ランチにあと200円ほどかけて、食にこだわっている店で食べてみる。
現代の企業は敏感です。なんせ、情報がリアルタイムでに手に入るんですから。
必ずあなたが発信する小さな意識を汲み取って、徐々に扱う製品も変わってきますよ。
偽の食欲を支配して1食にかける金額を
「言いたいことは分かった。けど、それってただの綺麗事。実際にはそこにかけれるお金なんてないです。」
ですよね。
良いもの買えるならとっくに買ってるって話。
じゃあどうすればいいのか。
それは、「偽の食欲を抑えることで、1食にかける金額を増やす」。
何となく食べたいからという理由で、間食ばかり食べてませんか?1日3食きちんと食べないと思い込んで、3食食べてませんか?
もしも間食を減らせたら、もしも3食食べないでいいとしたら、1回の食事にかけれる金額って上げれると思いませんか?
実は、あなたに間食は必要ないんです。実は、あなたに1日3食も必要ないんです。
必要に感じるのは、どうしても食べたいと感じるのは「偽の食欲」によるもの。
つまり、「偽の食欲を抑えることで、1食にかける金額を増やす」というのは、偽の食欲を抑えることで浮いたコストを、普段の食事に加えるということです。
たった100円の間食。
たった300円ほどの朝食。
しかし、たった100円プラスするだけで、あなたは良い野菜を手に入れることができます。たった300円プラスするだけで、あなたは良いお店で良い料理を食することができます。
ただそれだけで、「私は安全なものを求めています!」という意思表示ができます。
あなたも偽の食欲を抑えて、子どもたちの、あなたの大切な人たちの身体を未来を守りませんか?
まとめ
・不調の原因の大半は加工食品
・製造者は加工食品を食べない
・加工食品は毎日食べる安全を確保していない
・安全なものが欲しいといいながら、安全でないモノを食べるのは、安全でないモノを求めているという意思表示
・偽の食欲を抑えれば1食にかけれるコストが上がる
・あなたが少しでも食にこだわるということは、あなたの大切な人たちの未来を守ること