昼夜問わない性奴隷、不気味な注射......合宿所の内部を明かした問題作『Smapへ』

2010年8月26日 21時00分 (2010年9月8日 07時51分 更新)
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 ほかにも、ジュニアたちを裸にひん剥いて四つん這いにさせて一列に並べ、肛門のアップ写真を撮影し、興奮して肛門に舌を這わすジャニー氏、裏ビデオを合宿所に持ち込み、「見ろ! 女のおま○この醜さを!」と繰り返すジャニー氏、盗聴器を仕掛けたり、トイレをのぞくジャニー氏、タレントの陰毛を集めるジャニー氏......ほかにも、都市伝説でしかなかったジャニー氏の、想像以上の変態性がリアルに描かれているのだ。

 木山氏は、執筆当時に話題になっていたマイケル・ジャクソンの少年への性的虐待事件を引き合いに出しているが、マイケルは昨年6月に非業の死を遂げ、様々に再検証が行われた結果、現在では潔白とされ、その存在のすべてが伝説として語り継がれることとなっている。

 間もなく80歳になるジャニー氏が現役でいられるのも、あと数年だろう。そのとき、彼はどのように語られるのか。"稀代のアイドルメーカー"として伝説になる前に、そのすべてをもう一度、しっかりと検証すべきではないだろうか。


『THE SMAP MAGAZINE (マガジンハウスムック)』


闇があってこそ輝くのがアイドルよ



【バックナンバー】
第1回 ジャニー喜多川氏との恋人関係を明かした衝撃作『光GENJIへ』
第2回 11歳でジャニー氏の"洗礼"を受けたメンバーが綴る『ジャニーズの逆襲』
第3回 「ジャニー氏を野放しにしたのは自分だ」、苦悩する元ジャニーズの懺悔
第4回 "ビッグ"アイドルから転落した田原俊彦、現在も続く「ほんの冗談」の悲劇

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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