バレンタインデーも終わり、次はホワイトデー。ホワイトデーで何を返そうかなと思って、試しに「ホワイトデー」「お返し」「ランキング」で検索してみた。幾つかサイトを見たが、心に響くものがあまりにもなかったので、自分のアイディアを書いてみる。
ネットには微妙なプレゼントが多すぎる
例えば、Amazonのホワイトデー特集で(ホワイトデー特集|ネット通販|Amazon.co.jp)ランキング1位になってたのはこちらの商品だ。
カスタマーレビューは600件以上でAmazon上の評価も高い。容器が美しくて、味も美味しいらしい。
・・・そうですかって感じ。別にAmazonもこの商品自体も悪くない、むしろ良い商品だろうが、ホワイトデーのプレゼントとして心に響かない。Amazonはまだ良いが、他のプレゼントを紹介しているサイトは、楽天に店舗がある商品をつらつらと並べただけで、本当ひどいのもある。気持ちがが入ってない。
良いプレゼントを選ぶ前に、相手の顔を思い出してほしい
では、自分の提案に話を移そう。まずはホワイトデーに限らず、プレゼント全般に言えることについて。
プレゼントを選ぶときって、すぐにパソコンでプレゼントを調べたりしがちだが、そもそもプレゼントを渡す時のゴールは何だろうか。
シンプルに考えれば、相手が喜んでくれることだろう。主語は自分ではなくて相手。文章で書いてしまうと、さらっと流れてしまうが、相手がどうしたら喜ぶか。そこがスタートだ。まずは検索するその手を止めて、相手の顔を思い出してほしい。
相手の満足度=プレゼントそのものの価値+α
言いたいことは、プレゼントは相手が喜ぶことの一部でしかないということ。プレゼントそのものの価値が高ければ、相手の満足度はもちろん高まるが、それ以外の部分で相手を喜ばすことも十分できるし、何よりこの部分が重要だ。
分かりやすい例が手紙だろう。手紙自体は単なる紙だが、そこに相手に対する思いがつづられているからこそ、もらった側はものすごく嬉しいわけだ。単に流行りの商品をあげればいいわけではない。
ホワイトデーのコツ=重くない、小さい、オーダーメイド
では、話をホワイトデーに移そう。
まずは今回の設定。ちょっと気になる女友達からバレンタインデーに500円強のチョコをもらったとして、そのお返しを考えるとする。
重いのはダメ
ホワイトデーって誕生日でもないし、しかも、女の子と付き合ってもいないので、プレゼントの値段を高くし過ぎると重いと思われる。
大きいものはダメ
そして、ホワイトデーは自分以外の男も女の子にプレゼントをあげるから、たくさんのチョコとかクッキーは女の子が処理に困ってしまう。
オーダーメイドがいい
さきほど「相手の満足度=プレゼントそのものの価値+α」と書いたが、この+αにあたる部分だ。オーダーメイドと書くと大げさだが、ちょっとしたメッセージを付け加えることも立派なオーダーメイドなプレゼントと言える。
魂を込めたご提案。ホワイトデーにおすすめなプレゼント3選
では、具体的なプレゼントを紹介したい。
①高級チョコ2個or4個+スタバギフトカード500円(予算1,000円〜2,000円)
少しの高級チョコは良い意味で無難なプレゼントだ。重くなく、量が多くないから食べきれないこともないし、何より美味しい。バレンタインにもらったプレゼントの金額に合わせてチョコの個数を調整しよう。
チョコのブランドは、ジャンポールエヴァン、ピエールエルメ、ラメゾンデュショコラと色々あるが、正直どこでもいい。ブランドについて男がうんちくを色々語るのはキモいと思われる可能性あるので、むしろこだわらない方が良い。
高級チョコだけであれば定番なお返しになるが、ここにスタバカードを付け加える。チョコを渡して少し時間を空けてから、「チョコと一緒に、コーヒーもどうぞ^^」とメッセージ付きのスタバカードをLINEで送る。コーヒーはチョコとの相性も良いし、メッセージがあることで気持ちも伝わるわけだ。
スタバカードの送り方は過去記事を見てほしい。
②Sow Experienceのカフェチケット(予算3,500円)
もう少し攻めたい場合は、Sow Experienceの体験ギフトを紹介したい。
体験ギフトって何?という方に。結婚式の引出物で、さまざまな商品が載っているカタログをもらい、その中で1つ選ぶというものがあるだろう。イメージはそんな感じ。
Sow Experienceのやつも、カタログの中から1つのお店を選び、チケットと引き換えにサービスを受けることができるわけだ。
色々なカタログがあるが、おすすめはカフェチケット。チケット1枚で、2人分のご飯、ドリンク等がセットなので、そのチケットをあげて「プレゼントあげといてあれなんだけど、一緒にカフェ行かない?(ちょっとはにかんで言うと良い)」と言えばOK。
カフェのお店は東京が中心で、店舗も限られるのでその点注意。バーガーチケットもあるので、女の子の好みによって使い分けると良い。
③classics the small luxuryのオーダーメイドハンカチ(予算3,000円)
攻めたいときのカードとして、classics the small luxuryも紹介したい。六本木ヒルズにあるハンカチ屋だ。1枚2,000円〜3,000円を中心に洒落たハンカチがあるのだが、ここでハンカチを買うと、追加で400円程支払えばイニシャル等の刺繍を入れてもらえるのだ。例えば、以下の感じで試してみてほしい。
・ホワイトデー付近に六本木でデートの約束を入れる
・classics the small luxuryでハンカチを選んでもらい、女の子のイニシャルを入れてもらう
・ご飯を食べる
・出来上がったハンカチを受け取りその場でプレゼント(土日は出来上がりまでに時間がかかるので注意)
ハンカチを相手に選んでもらうことで好みが合わない恐れもないし、イニシャルを入れることで特別感が出る。「本当は事前に買っておきかたかったんだけど、好みと合わなかったら嫌だなと思って」と言って連れていけば良い。
以上。どれも自信のある提案なので、是非とも試してほしい。