ダンベル注文する前にちょっと聞いて!!!!
↑僕の持っている24kgのケトルベル
『ケトルベル』って知ってますか?
これから夏に向けて「ちょっと運動しようかな…」とか「筋肉付けたいし脂肪も落としたい!」って考えてる人、
『ダンベルもいいけどケトルベルって選択肢もあるよ!』ってことを伝えたい。
ケトルベルとは
ケトルベルはその名の通りケトル(やかん)の形をしたトレーニング器具です。
取っ手を掴んでブンブン振り回して遊ぶ大人のおもちゃで、脚の力を一気に腕へ伝えるトレーニングが特徴的なので格闘家などによく利用されるトレーニング器具です。
(あとどうでもいいんですがLINEでケトルベルって書いたらケトルベルの絵文字が出てくるんですよ。知ってました?)
ダンベルとの違い
『じゃあダンベルと何が違うのか』と言うと重心が違います。
今30秒で書いたこの図を見れば一目瞭然なんですが
ダンベルは重心と持ち手が一致しているんですが
ケトルベルは重心と持ち手が違うんですね。
なのでダンベルは安定して一点の筋肉にじっくり効かせることに向いています。
一方ケトルベルは持ち手と重心が違うため、素早く振り上げて遠心力を利用して全身を連動させる動きに向いているわけです。
ケトルベルで行うトレーニング
ケトルベルの一番オーソドックスな動作としてスイングというものがあります。
このケトルベルスイングは反動を利用して脚の力を腕まで一気に伝えケトルベルを上へ持ち上げるため、全身の連動や瞬発力、体幹(胴体部の筋肉)が鍛えられます。
(先月優勝した大相撲の琴奨菊もケトルベルによるトレーニングを導入している。)
また、一時期テレビなどでも話題となった筋肉を落とさず持久力、心肺能力を高め脂肪を燃焼させダイエットにも非常に効果がある
タバタトレーニング(20秒運動、10秒休憩×8回)とも非常に相性の良いトレーニングです。
(テレビでは腕立て伏せや腹筋運動でタバタトレーニング!とかやってましたがあれはほとんど無意味)
もちろんダンベルに比べ扱いづらい、とはいえダンベルと同じように腕や肩や背中、腹斜筋など一点に効かせるトレーニングにも使えないことはないので
ケトルベルさえあればそこそこマッチョ(しかも動ける)になることは十分に可能です。
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とにかく楽しい
先ほど紹介したケトルベルスイング、重りをただブンブン振るだけなんですがダイナミックな動きをするのでとにかく楽しい!
ダンベルは『う゛ん゛んn゛~~~~ッ!ハァッ』
なトレーニングになりがちですが
ケトルベルは『ブンッブンッ!ハァッ!ハァッ!』
なトレーニングで非常に楽しく飽きないので長く続けることが出来ます。(伝われ)
ケトルベルのデメリット
ケトルベルは筋肉だけでなくスピードや持久力、心肺能力も楽しく鍛えられる優れたトレーニング器具ですがデメリットもいくつかあります。
1.重量を変更出来ない。
形状が形状なのでダンベルと違って重りを付け足したりすることが出来ません。
2.場所を取る。
ダンベルと違って振り上げるため多少場所を取ります。とは言え自分の腕の長さ+鉄球分なので大きく場所を取るわけではありません。
3.値段が高い。
Amazonでダンベルとケトルベルの値段を比較するとこんな感じ。
同じくIROTEC社で重量も同じ20kg、送料込の値段。
ダンベルは2個11664円に対しケトルベル1個で9072円。
重量も変更出来ないため少々値が張ってしまいます。
重量はどのくらいがいいの?
以下はケトルベルを一切扱ったことがない、と言う男性を対象にした数値です。
・『体力に自信ない…』なヒョロヒョロくんは12kg。
・『まぁ普通の体格っしょ』な中肉中背くんは16kg。
・『高校時代スポーツしてました』な活発くんは20kg。
・『ジムに通ってるし体力に自信あり。』な筋肉オタクくんは24kg。
がオススメです。(女性は-4kgにしてください)
もちろん成長するにつれて重量を上げていっても構いませんが最初はこのくらいの数値にしたほうが無難です。
(ムキムキになっても低い重量を扱うトレーニングもあるため)
まとめ
そんなわけでケトルベルはダンベルよりも実用性のあるトレーニング器具であり、
- 筋肉を落とさず痩せたい…!って人
- プリキュアになりたい人
- 動けるマッチョになりたい人
- 格闘技など瞬発力を必要とするスポーツをやっている人
に非常にオススメです。
(ただ、『オレは筋肉モリモリのガチムチゴリマッチョになりたいんだッ!』って人はダンベルの方がいいです。つーかジムへ行け)
というわけでこれから筋トレ始める人、ケトルベルどうっすか。
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