ニュース詳細
中国の海洋進出 日米が緊密連携を確認2月17日 21時38分
k10010412941_201602172149_201602172150.mp4
中谷防衛大臣は、日本を訪問しているアメリカ軍のアジア太平洋地域のトップと会談し、中国軍が南シナ海の島に地対空ミサイル部隊を展開させるなど、海洋進出を強めていることについて、中国の動きは看過できないとして、この問題で日米が緊密に連携していくことを確認しました。
この中で中谷防衛大臣は、中国軍が南シナ海の西沙(パラセル)諸島の島に地対空ミサイル部隊を展開させるなど海洋進出を強めていることについて、「きょう報道が出たが、現状の変更を試みる中国の動きは看過できない。日本はアメリカの『航行の自由作戦』を支持しており、日米でも、この地域で共同訓練などを進めていきたい」と述べました。
これに対し、アメリカ軍のアジア太平洋地域のトップである、ハリス太平洋軍司令官は、習近平国家主席が南シナ海の島を「軍事化しない」と発言したことを念頭に、「習主席が約束を守れないということの証左だ。この問題でも日本と取り組んでいきたい」と述べ、日米が緊密に連携していくことを確認しました。
また、中谷大臣が北朝鮮による事実上の長距離弾道ミサイルの発射を巡って、「日本を取り巻く安全保障環境は極めて厳しく、強固な日米同盟が不可欠だ」と述べたのに対し、ハリス司令官は、「日米同盟は着々と強固なものになってきており、その有効性が先日の弾道ミサイル発射で実証された」と述べ、今後も連携して対応することを確認しました。
これに対し、アメリカ軍のアジア太平洋地域のトップである、ハリス太平洋軍司令官は、習近平国家主席が南シナ海の島を「軍事化しない」と発言したことを念頭に、「習主席が約束を守れないということの証左だ。この問題でも日本と取り組んでいきたい」と述べ、日米が緊密に連携していくことを確認しました。
また、中谷大臣が北朝鮮による事実上の長距離弾道ミサイルの発射を巡って、「日本を取り巻く安全保障環境は極めて厳しく、強固な日米同盟が不可欠だ」と述べたのに対し、ハリス司令官は、「日米同盟は着々と強固なものになってきており、その有効性が先日の弾道ミサイル発射で実証された」と述べ、今後も連携して対応することを確認しました。