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大学入試改革 思考力問う 問題を例示2月17日 19時10分
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今の大学入試センター試験を廃止して平成32年度から実施する予定の新たなテストについて、文部科学省は、従来のマークシート方式の問題もより思考力を問うものに変える必要があるとして問題のイメージを示しました。
大学入試の改革に向けて文部科学省は、今の大学入試センター試験を廃止して、平成32年度から記述式の問題を盛り込んだ新たなテストを実施する方針で検討を進めています。
17日開かれた有識者会議で、文部科学省は、従来のマークシート方式もより思考力を問うものに変える必要があるとして、世界史と物理の問題のイメージを示しました。
このうち世界史では、4つの地域のGDP=国内総生産の長期的な傾向を示したグラフを読み解き、選択肢の中から適切なものをすべて選ぶよう求めるなど、正しい答えがいくつあるか分からない問題となっています。また物理では、自分でグラフを作成したうえで計算式を導き出し、その計算式に当てはまる数字を答える問題などが例示されました。
このほか会議では、高校在学中に学習の到達度を測るため平成31年度から新設する予定の「高校基礎学力テスト」について、最初の4年間は、試行期間と位置づけて、進学や就職には使わず指導の改善だけに利用するとして、1、2年生を対象とする方針が示されました。
17日開かれた有識者会議で、文部科学省は、従来のマークシート方式もより思考力を問うものに変える必要があるとして、世界史と物理の問題のイメージを示しました。
このうち世界史では、4つの地域のGDP=国内総生産の長期的な傾向を示したグラフを読み解き、選択肢の中から適切なものをすべて選ぶよう求めるなど、正しい答えがいくつあるか分からない問題となっています。また物理では、自分でグラフを作成したうえで計算式を導き出し、その計算式に当てはまる数字を答える問題などが例示されました。
このほか会議では、高校在学中に学習の到達度を測るため平成31年度から新設する予定の「高校基礎学力テスト」について、最初の4年間は、試行期間と位置づけて、進学や就職には使わず指導の改善だけに利用するとして、1、2年生を対象とする方針が示されました。