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桜島「火山活動さらに活発化する可能性」2月17日 20時00分
今月、5か月ぶりに噴火が発生した鹿児島県の桜島について、専門家などで作る火山噴火予知連絡会は「今後も活発な噴火活動が続くと考えられるうえ、姶良カルデラの膨張が続いていることから、火山活動がさらに活発化する可能性があり、引き続き注意深く監視していく必要がある」とする検討結果をまとめました。
火山噴火予知連絡会は、17日午後、気象庁で定例の会合を開き、桜島の火山活動について検討しました。
それによりますと、鹿児島県の桜島では、今月5日に昭和火口で5か月ぶりに爆発的な噴火が発生して、大きな噴石が火口から1キロ余り飛んだことが確認され、噴火警戒レベルがレベル2からレベル3に引き上げられました。
桜島では、その後も時々噴火が発生しているほか、GPSによる観測では、鹿児島湾奥部の「姶良カルデラ」が膨張していることを示すと考えられる変化が続いています。
このため、火山噴火予知連絡会は「今後も活発な噴火活動が続くと考えられるほか、姶良カルデラの膨張が続いていることから、火山活動がさらに活発化する可能性があり、引き続き注意深く監視していく必要がある」などとする検討結果をまとめました。
気象庁は、桜島に噴火警戒レベル3の火口周辺警報を継続して、昭和火口と南岳山頂火口からおおむね2キロの範囲では大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼びかけています。
それによりますと、鹿児島県の桜島では、今月5日に昭和火口で5か月ぶりに爆発的な噴火が発生して、大きな噴石が火口から1キロ余り飛んだことが確認され、噴火警戒レベルがレベル2からレベル3に引き上げられました。
桜島では、その後も時々噴火が発生しているほか、GPSによる観測では、鹿児島湾奥部の「姶良カルデラ」が膨張していることを示すと考えられる変化が続いています。
このため、火山噴火予知連絡会は「今後も活発な噴火活動が続くと考えられるほか、姶良カルデラの膨張が続いていることから、火山活動がさらに活発化する可能性があり、引き続き注意深く監視していく必要がある」などとする検討結果をまとめました。
気象庁は、桜島に噴火警戒レベル3の火口周辺警報を継続して、昭和火口と南岳山頂火口からおおむね2キロの範囲では大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼びかけています。