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アラフィフ世代 雇用促進セミナー
2月17日 18時00分

アラフィフ世代 雇用促進セミナー
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人口減少で、人手不足に悩む企業を対象に40代後半から50代前半、いわゆる「アラフィフ世代」の専業主婦の雇用を促進しようというセミナーが、東京で開かれました。
東京・新宿で開かれたセミナーには、保険や物流の業界などからおよそ50の企業の採用担当者が参加しました。
セミナーでは、まず主催した東京の人材派遣会社の役員が講演し、独立行政法人・「労働政策研究・研修機構」が行った女性の労働人口推計のグラフを示しながら、「40代後半から50代前半のいわゆるアラフィフ世代だけが、今後、増加する見通しで、アラフィフの専業主婦を積極的に採用していけるかが企業の成長の鍵になる」と説明しました。そのうえで、優秀な人材を確保するには、仕事に慣れてもらうためのインターンシップやパートタイム労働から始めて、慣れたところで正社員にステップアップするなど弾力的な働き方を導入する必要があることなどを指摘し、参加者たちは、熱心にメモを取っていました。
参加した物流会社の担当者は、「これまでほとんど女性の正社員は採用してきませんでしたが、今後は採用の対象をアラフィフの主婦層にまで広げていきたい」と話していました。
主催した人材派遣会社の三原邦彦社長は「主婦として培った経験は、大いに仕事にも生かせるはずだ。主婦のほうも自信を持って就職活動し、企業も従来の考えを改め積極的に雇用すればお互いのメリットにつながる」と話していました。

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