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サラリーマン川柳 100作品が入選2月17日 15時28分
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世相や働く人の本音を軽妙に詠んだサラリーマン川柳コンクールのことしの入選作が17日発表され、マイナンバーや、ラグビー日本代表として活躍した五郎丸歩選手など最近の話題をテーマにした句など100作品が選ばれました。
サラリーマン川柳は大手保険会社の第一生命が毎年募集しているもので、29回目となる今回は全国からおよそ4万句が寄せられ、このうち入選した100作品が17日発表されました。
今回は、去年ラグビーの日本代表として活躍した五郎丸歩選手にちなんだ句が多く寄せられ「世の夫 五郎丸より 拝んでる」「トライして ずっと寝たママ ごろん丸」などが入選しました。
また、すでに通知が始まっているマイナンバーに関連して「キミだけは オレのものだよ マイナンバー」「マイナンバー 夫婦間でも 機密事項」などが選ばれました。
ことしは職場の人間関係をテーマにした作品も多く「ただでさえ 無礼な部下の 無礼講」「決めるのは いつも現場に いない人」「部下の言う 『課長やばい』は 褒め言葉」などがありました。
また、定年や退職をテーマに「定年後 帰りは何時 聞く側に」「花束を 妻へも分けて 定年日」と夫婦のきずなを感じさせる作品が選ばれる一方で、「退職金 もらった瞬間 妻ドローン」という作品もありました。
このほか、ノーベル医学・生理学賞を受賞した大村智さんの微生物の研究をテーマに「俺よりも 役に立ってる 微生物」や、外国からの観光客が大量に買い物する姿にちなんだ「本物の ビール3本 わが爆買い」など、最近の話題にユーモアや悲哀を織りこんだ作品が選ばれました。
これら100の作品の中から、一般の投票によりベストテンが5月下旬に決められます。
今回は、去年ラグビーの日本代表として活躍した五郎丸歩選手にちなんだ句が多く寄せられ「世の夫 五郎丸より 拝んでる」「トライして ずっと寝たママ ごろん丸」などが入選しました。
また、すでに通知が始まっているマイナンバーに関連して「キミだけは オレのものだよ マイナンバー」「マイナンバー 夫婦間でも 機密事項」などが選ばれました。
ことしは職場の人間関係をテーマにした作品も多く「ただでさえ 無礼な部下の 無礼講」「決めるのは いつも現場に いない人」「部下の言う 『課長やばい』は 褒め言葉」などがありました。
また、定年や退職をテーマに「定年後 帰りは何時 聞く側に」「花束を 妻へも分けて 定年日」と夫婦のきずなを感じさせる作品が選ばれる一方で、「退職金 もらった瞬間 妻ドローン」という作品もありました。
このほか、ノーベル医学・生理学賞を受賞した大村智さんの微生物の研究をテーマに「俺よりも 役に立ってる 微生物」や、外国からの観光客が大量に買い物する姿にちなんだ「本物の ビール3本 わが爆買い」など、最近の話題にユーモアや悲哀を織りこんだ作品が選ばれました。
これら100の作品の中から、一般の投票によりベストテンが5月下旬に決められます。
若い世代の応募多い
サラリーマン川柳を主催する第一生命の井口早苗課長は、今回の特徴について「例年よりも職場の人間関係、中でも上司と部下の悩みが描かれている作品が多くありました。メールやラインなどコミュニケーションのツールが増えるなかで感じる『なんで分かってもらえないのか』という気持ちが込められているのではないかと思います」と話していました。
また、今回は20代や30代といった、若い世代からの応募が例年より多かったということで「若い世代はツイッターやSNSなどを使って、短いことばで自分を表現するのに慣れているので川柳という形式が受け入れやすいのではないか」と分析していました。
また、今回は20代や30代といった、若い世代からの応募が例年より多かったということで「若い世代はツイッターやSNSなどを使って、短いことばで自分を表現するのに慣れているので川柳という形式が受け入れやすいのではないか」と分析していました。