【ワシントン=川合智之】米ジョンズ・ホプキンス大学の北朝鮮分析サイト「38ノース」は16日、北朝鮮が5回目の核実験を事前に把握されることなく実施できる可能性があると発表した。核実験の予兆を商用人工衛星に撮影されないような隠蔽工作に取り組んでいるという。
同サイトは1月の4回目の核実験前後の衛星写真を分析。坑道の建設・補修と核実験準備との区別ができないように「北朝鮮が核実験の準備手順を変えているようだ」と指摘。すでに核実験の準備を終えている可能性もあるという。
ジョンズ・ホプキンズ大学、核実験隠蔽、北朝鮮