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    岡田斗司夫の解決!ズバっと 「銃を手放せないアメリカと、ネットを手放せない日本」

    2016-02-17 06:0010時間前
    216pt

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    岡田斗司夫のニコ生では言えない話
     岡田斗司夫の解決!ズバっと 2016/02/17
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    おはようございます。

    今日は『解決!ズバッと』はお休み。
    絶賛発売中の岡田斗司夫の最新著作『カリスマ論』から、ハイライトをお届けします。

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    「銃を手放せないアメリカと、ネットを手放せない日本」


     アメリカでは、銃による犯罪がやみません。
     マイケル・ムーア監督のドキュメンタリー映画『ボウリング・フォー・コロンバイン』は、1999年に起こったコロンバイン高校銃乱射事件を題材とし、被害者や市民、全米ライフル協会会長のチャールトン・ヘストンにまでインタビューを行っています。

     この映画で描かれたように、アメリカ人はどうしても銃を捨てることができません。
     全米ライフル協会が政治的に大きな影響力を持っているということもひとつの理由ではあるでしょうが、武器を持った奴らが自分たちを襲いに来るかもしれない、そう一般市民が恐怖心を持っていることが最大の理由だと思います。
     一度武器が蔓延して社会が不安定になってしまうと、どうしてもお互いを信頼することができないんでしょう。

     日本人は、そんなアメリカ人を見て笑います。
     「最先端技術の国なのになんて野蛮なんだ」
     「銃の所有をもっと厳しく規制すればいいのに」なんて、好き勝手なことを言いますね。

     アメリカ人にも言い分があります。
     「みんなが銃を持っているのに、自分一人が持っていないのは恐い」
     「個人が武器を持つのは、アメリカの憲法で保証されている権利」
     「害獣を撃退するのに便利」などと、言い返してくるはずです。
     ほかにもいろいろと理由は付けられるでしょうが、要は銃は役に立つし、ないと不安だから手放せないということです。

     これは、日本人にとってのネットとまったく同じではないでしょうか?
     社会を不安定にする大事件、テロを起こせる武器という点で、銃とネットは同じです。
     ならば、私たちはネットを手放すことができるでしょうか?
     「調べ物に欠かせない」
     「買い物をするのに便利」
     「友達と連絡をとりたい」、きっとそういう理由を山ほど挙げて、ネットは手放せないと主張すると思います。

     初期のインターネットは学術研究用に使われていたわけで、情報を必要とする人が調べ物をするためだけの専用ツールにすることだって技術的には可能です。
     そもそも普通の消費者にとって、これほど膨大な情報が必要なのかと問われたらどう答えます?
     情報断ちをした方が心身共に健康になるという人もいますね。
     知り合いとのコミュニケーションにしても、電話やFAXのようにやりとりできる仕組みがあれば、生きていく上では困りません。

     頭ではわかったとしても、私たちはもうネットを手放せないのです。
     何も私はネットは悪だから、規制すべしと主張しているわけではありません。
     アメリカ人にとっての銃と同じように、日本人もネットという武器を手放せない。
     日本人にアメリカ人を笑う資格はないというだけです。

     銃を手放せないアメリカでは銃を使った犯罪・テロが、ネットを手放せない日本ではネットを使った犯罪・テロが、起きやすくなります。
     アメリカでは、政治的な主張があったり、ちょっと頭のおかしい人は、すぐに銃を手に入れて乱射事件を起こします。
     日本でも、頭がおかしくなったり、思い詰めて粘着質になった人は、ネットで大きなトラブルを起こします。

     ネットで起こる炎上などのテロに対して、私たちは対抗手段を持っていません。
     ソーシャルメディアでの「荒らし」や「炎上」には、焦って対応せず収まるのを待てと言われますが、これはあくまでも一時しのぎであって、ネットテロをなくせるわけではないでしょう。
     「銃を持った強盗に襲われたら、抵抗せずにお金を渡す」、
     「銃を持った強盗に対抗するため、普段から家に銃を置いておく」のと同程度の自衛手段でしかありません。

     こういうものなんだと諦めて、銃やネットでのテロを前提にした社会的な仕組みを作っていくしかない。
     私はそれが落としどころだと考えています。


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  • 岡田斗司夫の解決!ズバっと 「“良い質問”の仕方を教えてください」

    2016-02-16 06:00
    216pt

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    岡田斗司夫のニコ生では言えない話
     岡田斗司夫の解決!ズバっと 2016/02/16
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    おはよう! 岡田斗司夫です。
    メルマガ読者の方から、多数質問をいただいています。
    かたっぱしから答えてみましょう。

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    「“良い質問”の仕方を教えてください」
    MRベーションさん/27歳/会社員

     いい質問するにはどうしたらいいですか?
     会議やニコ生で質問しても、いつもトンチンカンになってしまいます。
     僕も、できる人間オーラを放ちたいので、いい質問の仕方を教えてください。
     もっと本音を言えば、岡田斗司夫ゼミでいい質問して「なるほど興味深い」的なコメントして欲しいのです!
     
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     悪い質問というものならあるよ。

     「あなたの人生で1番〇〇だったものを教えてください」
     「1番美味しい食べ物を教えてください」
     「印象に残った本を3つ教えてください」

     そんなものを聞いてどうするの?
     おまけに答える側が「うわあ、3つも選ぶのか」と悩んでしまうのは最悪の質問なんだ。
     

    ■質問者の思考代弁者になる質問は面白くない

     次に悪いのが、「○○の仕方を教えてください」なんだ。
     実はMRべ―ションさんの質問も、2番目に悪い質問なんだよね。

     いい質問とは「○○のはずなのにこうです。なぜですか?」のように矛盾や理由を聞くこと。
     たとえば、「なぜ日本は共産主義じゃないんですか?」と聞かれると、ちょっと考える。
     でも「自民党が勝つ方法を教えてください」だと質問が限定的になってしまう。

     質問者が考えるべきことの思考代行者になってしまうんだよね。
     それは面白くないし楽しくない。
     なので「○○は、なぜなのか?」と聞く方がいい。

     でも、たいていの人は「どうすればいい?」と聞いちゃうんだ。
     「私がモテないのはなぜですか?」という質問に対しては、いろいろ話していけば回答がみえる。
     その回答は必ずその人のためになる。
     
     でも、「私はどうしたらモテますか?」という質問に対しては、どんな回答をしても、その人は納得できないんだよね。
     そういう答えは作れないと思います。


    【まとめ】
     「なぜ、○○なのですか?」という質問がよいです。
     「1番○○なものを教えてください」という質問は回答者を悩ませるので、よくありません。
     
  • 岡田斗司夫の解決!ズバっと 「パフォーマーとして食っていくには?」

    2016-02-15 06:00
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    岡田斗司夫のニコ生では言えない話
     岡田斗司夫の解決!ズバっと 2016/02/15
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    おはよう! 岡田斗司夫です。
    メルマガ読者の方から、多数質問をいただいています。
    かたっぱしから答えてみましょう。

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    「パフォーマーとして食っていくには?」
    はりーぼってーさん/27歳

     先日の人間の中身についてのお話を伺い、自分のズレ、即ち趣味のマジックを人の役に立つようにしたいと思いました。
     また先生曰くこれからは多職の時代ということでどうせなら副業になるレベルにしたい!と思っています。
     そこで先生が私のプロデューサーなら、パフォーマンスで副業を成立させるためにどんな前略を立てますか?

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     僕だったら「対象を特定したマジック」をやるね。
     極端なことをいえば、マジシャンはステッキを花にしたり、シルクハットから鳩を出すという見せ方をするよね。
     これまでのマジシャンの広げ方としては、養老院や幼稚園に行って、見せる人を変えるということがある。
     でも、見せる人は限定した方がいいと思うんだよね。


    ■見せる人を特定したマジシャンになろう

     ハンカチを出すなら、何のハンカチでもいいわけじゃん。
     シルクでふにゃふにゃした素材の限定はあるにしても、何のハンカチでもいい。
     僕が今、パフォーマーで食っていこうと考えるんだったら、『ガールズ&パンツァー』のハンカチを用意して、ガルパンの映画館の前でやるよ。

     オブジェクト指向というのかな?
     ハンカチや鳩を見せるんじゃなくて、スターウォーズやガルパンを見せたりする。

     ただのマジシャンじゃなくて、◯◯専門のマジシャンになる。
     人間を切るとか人体浮揚じゃない。
     自分が何が好きで、どういう層の人にアピールしてるのかを考えたほうがいい。

     はりーぼってーさんは、マジック以外で好きなことをやろう。
     そして好きなものが同じ人に対して、「俺、マジックをこんなふうに使って遊んでます」とやる。
     つまり、マジシャンじゃなくて、ガルパンファンやスターウォーズファンになる方法をお勧めします。


    【まとめ】
     いろんな人に向けるではなく、特定の人に向けてマジックを見せましょう。
     自分が好きなものを考えて、どういう層にアピールするかを考えてみてください。