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2016年2月16日 (火)

14日・日曜の競馬

何かというとすぐに道悪を敗因にする騎手コメント。「世界観」という言葉を多用する評論家の原稿。謝罪会見などで心理学者をコメンテイターに呼んで仕草から心理分析するアホ番組。どれも目にすると萎える代表格。これが月曜の1日にすべて固まってドーンときた。皆さんいかがお過ごしでしょうか。

 

 14日の日曜。天気は思ったほどには荒れず、お昼前から晴れわたったが、風は強い。ただ土曜とは少し違い、完全に真南からになった。

朝刊にモーリスのドバイ回避の報道。疲れが取れないとのことだが、それだけではない事情もいろいろあるのかもしれない。まあ個人的にはどこであろうと無事に走ってくれればそれでいいので、特に思うところはない。

 東スポには東京新聞杯の落馬事故について蛯名騎手の見解が。だいたい以前ここで書いたことと似ていて安心。

 

 東京5Rを勝ったアル―アキャロルは強かった。先々楽しみ。小倉ではバランスオブゲーム産駒が勝った。そしてこの日はなぜかスマートストライク産駒が各所で頑張った。

 小倉の芝1200mの新馬戦ではPOG指名馬ハーランズワンダーがやっとデビュー。2歳の交流ダート重賞を意図して取ったのだが仕上がりが遅れた。それもまさかの芝デビュー。オーサムアゲイン産駒が日本で芝となったら直線競馬くらいしかこないだろう。早くダートを試してほしい。小柄でも絶対にダート向き。

今週末のブラックプラチナムと、ナタリーバローズ復帰戦に今後が懸ってきた。

 

 日経新春杯。サトノクラウンには恐れ入った。レーヴミストラルが大きく出遅れ、終始シンガリ付近のまま。川田騎手が道悪云々と言っていたけど、それはない(笑)。本当にそれの場合もあるが、なんでも道悪にすぐ帰結させてしまうと本当の姿が隠れてしまう。関係者はそれでもいいけどこちら側としてはキチンと考えないと。出遅れたのはもちろん痛かったが、後から気付いたら、負け方が金鯱賞と全く同じ。そしてこの馬は自身の上がりで33秒台を使えないレースはたいていあっけない負け方をしている。つまりはそういうことなのだろう。道悪云々よりそっち。

 

 やや驚いたのは共同通信杯。もともと2強では決まらないと原稿では書いたし、こんな結末もあるかと思ったけれど、それにしてもアッサリすぎた。

 ハートレーはホープフルの後でこのブログに「トライアルホース、前哨戦ホースのニオイがする」という趣旨のことを書いたのだけど、それならここはまあ負けても2着、皐月賞で大敗を予測していたら、ここでトンでしまった。母父コングラッツが地味に効いているのか、あるいはディープ産駒の2歳重賞勝ち馬がその後尻すぼみになる呪縛に懸ってしまったのか。(例外はダノンプラチナくらい?)

 まあ、ホープフルの内容も水準以上だったとはいえ、それほど強調するものでもなかったし。スローでドンでないと無理なのか、あるいは今回の流れを経験したことが吉と出て今後ひと皮向けるのか、正念場は次走だろう。

 

 スマートオーディンについては、東京スポーツ杯の内容が全く凡戦であり、個人的には消してもいいくらいの評価だったので特に驚きはない。印は△の一番下だった。マイル路線の方に活路を見出していくのではないか。

 

 逃げ有利の状況でリスペクトアース本命としたが、息が入らずに苦しくなったもののよく頑張っていた。4着は仕方ない。全く無視してしまったイモータルは東京専用なのね。皐月賞回避でダービー左回り一本の道を歩むという報道コメントあり。

 勝ったディーマジェスティは急遽取り消したホープフルSの時にここで書いたが、出走取り消しでなければ本命を打つ予定だった馬(差し替えが間に合わなかったところには本命原稿も出回ってしまった)。やはり能力が高かった。むしろあそこで使わなかった(使えなかった)ことが、今後吉と出る可能性大。(ホープフルS、GⅠ格上げどころでない縁起の悪いレースになるのか?)

ただ例年ならともかく、今年クラシックを勝つにはもうワンスケール欲しい気もする。

 

 馬券の話がないって?思い出したくもない・・・日曜は負けまくり。東京3Rのアウアウでこの日一番の勝負をしてしまいハズレ、その後が苦しくなってしまった。

この印でなんでこの目が抜けたのか、そんなミスも多くてひたすら反省の週。予想はキチンとしていても、このところの好調から買い方が雑になってたかも。

 

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