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宇宙の謎に迫る衛星「アストロH」打ち上げへ2月17日 12時20分
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ブラックホールなど宇宙の謎に迫る日本の新しい天体観測衛星、「アストロH」が17日夕方、鹿児島県の種子島宇宙センターからH2Aロケット30号機で打ち上げられる予定で、現地では最終的な準備が進められています。
「アストロH」は、JAXA=宇宙航空研究開発機構が、NASA=アメリカ航空宇宙局などと協力して開発した、「宇宙の天文台」とも言える天体観測衛星です。地球上では大気に吸収されて観測出来ない「エックス線」を、これまでより最大100倍高い感度で捉えることができ、ブラックホールの成り立ちなど宇宙の謎の解明につながると期待されています。
「アストロH」を載せたH2Aロケットの30号機は、17日朝早く種子島宇宙センターの発射場に姿を現し、現在、最終的な準備が行われています。燃料の注入の開始が予定よりやや遅れましたが、いまのところ午後5時45分の打ち上げ予定に変更はないということです。
今回の打ち上げは、悪天候のため5日間延期されましたが、発射場近くの公園では、延期されても見届けたいという人たちが車などで寝泊まりしながらその瞬間を待っています。宇宙工学を学ぶ名古屋市の22歳の男子大学生は、「どうしても一度見たくて延期になっても待っていました。ようやく打ち上げが迫りわくわくしています」と話していました。
打ち上げを行う三菱重工業によりますと、17日の発射場周辺は雲が多いと予想されていますがいまのところ打ち上げに支障はないということです。
「アストロH」を載せたH2Aロケットの30号機は、17日朝早く種子島宇宙センターの発射場に姿を現し、現在、最終的な準備が行われています。燃料の注入の開始が予定よりやや遅れましたが、いまのところ午後5時45分の打ち上げ予定に変更はないということです。
今回の打ち上げは、悪天候のため5日間延期されましたが、発射場近くの公園では、延期されても見届けたいという人たちが車などで寝泊まりしながらその瞬間を待っています。宇宙工学を学ぶ名古屋市の22歳の男子大学生は、「どうしても一度見たくて延期になっても待っていました。ようやく打ち上げが迫りわくわくしています」と話していました。
打ち上げを行う三菱重工業によりますと、17日の発射場周辺は雲が多いと予想されていますがいまのところ打ち上げに支障はないということです。