『ウェスづくり』
ショキショキショキ…
いらなくなった服にはさみを入れる時の音や感触が大好きです。
これまで大切にしてきたものにはさみを入れてしまうという、罪悪感と同時並行のわくわく感。
親にかくれてこっそりやるいたずらみたいです。
大好きな布切りばさみ。ささいなウェスづくりの作業も、このはさみを使うための理由のひとつかも。
クロバー 「ポルトボヌールすずらんはさみ」79-598 母の日 贈り物 プレゼント 敬老の日 clv 手芸の山久
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はさみを入れる音も好きなのだけれど、何より物に手放す理由を与えてあげられることが好きです。
買ったけど使わなくなったから捨てる、というのが心苦しい。
一度は愛したのに心が離れてしまったから一方的に捨ててしまうのを、勝手な男に振り回されるあわれな女の姿と重ねてしまうのは、疲れているんでしょうか私。(笑)
だからぎりぎりまで使ってあげて、もうどうにもならないから捨てさせてもらうね、という塩梅でゴミ箱に入れるのが、私なりの決めごとです。
『花束』
花束も、たくさんの種類が入っていれば、枯れるのが早い花もあれば遅い花もあります。
遅い花はこまめに水揚げをしてあげながら、大ぶりの水差しからカラフェへ、そして一輪挿しへとフラワーベースを変えて、最後まで楽しんであげたい。
できればドライフラワーにもしたい。
色鮮やかなお花がゴミ箱に入っている様子は、悲しい以外の形容が見つかりません。
『お手入れと修理』
だから、お手入れや修理も大好き。
そんなにこまめにやらないけれど、大学のひとり暮らしの頃から靴やお鍋、蛇口、鏡、あらゆる「磨いたら光りそうなもの」をぴかぴかにしていると気持ちが晴れました。
今も、息子がズボンに穴を開けて帰ってくると、「よーし!」と腕まくり。
そういう物を大事にかわいがっている時間が、けっこう好きです。
『無印のタオル』
一方、最後まで使いきった感を得づらいのが、タオル。
ウェスにしようと切ると端からポロポロとパイルがこぼれて、大変なことになります。
かといって端を縫うのはめんどう…。
たいそうな汚れを拭いても、洗うとけっこうキレイになってしまって捨て時が最もわかりづらいです。
無印良品さん、さすがです。
すぐ寿命がきてしまうキッチンのタオルはこちらでお世話になっています。
今日はこれから次男くんのズボンの修理。コーヒー飲みながら、ちくちくしようと思います。
お付き合いくださりありがとうございました!
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