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12月の機械受注額 2か月ぶり増2月17日 8時54分
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企業の設備投資の先行きを示す、去年12月の主な機械メーカーの受注額は、変動の大きい船舶と電力を除いて前の月より4.2%増えて2か月ぶりに増加しました。
内閣府が発表した機械受注統計によりますと、去年12月に主な機械メーカーが国内の企業から受注した額は、変動が大きい船舶と電力を除いて8066億円となり、前の月より4.2%増えて2か月ぶりに増加しました。
このうち、「製造業」は、ボイラーやタービンなどの受注が減少して3.4%減った一方、「非製造業」は、金融システムや鉄道車両などの受注が増加して8.5%増えました。
この結果、去年10月から12月までの3か月間の受注額は、前の3か月を4.3%上回りました。
ことし1月から3月の受注額もトラックや鉄道車両などが増える見込みだとして、8.6%の増加と、3か月間の伸び率としては比較可能な平成17年度以降過去2番目の高さとなる見通しです。
このため内閣府は、「持ち直しの動きがみられる」とした判断を維持しました。
また去年1年間の機械受注もあわせて発表され、鉄鋼メーカーや金融機関からの受注が増えたため10兆891億円と前の年を4.1%上回って、3年連続で増えました。
このうち、「製造業」は、ボイラーやタービンなどの受注が減少して3.4%減った一方、「非製造業」は、金融システムや鉄道車両などの受注が増加して8.5%増えました。
この結果、去年10月から12月までの3か月間の受注額は、前の3か月を4.3%上回りました。
ことし1月から3月の受注額もトラックや鉄道車両などが増える見込みだとして、8.6%の増加と、3か月間の伸び率としては比較可能な平成17年度以降過去2番目の高さとなる見通しです。
このため内閣府は、「持ち直しの動きがみられる」とした判断を維持しました。
また去年1年間の機械受注もあわせて発表され、鉄鋼メーカーや金融機関からの受注が増えたため10兆891億円と前の年を4.1%上回って、3年連続で増えました。