片付け

本当に効果はあるのか?こんまり流の片づけを実践!

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突然ですが、今の家に満足していますか?

モノが多い

っていうか家が狭い

そりゃ片付かないでしょ!

そう思っていませんか?

筆者もそう思っていましたが、この度「こんまり流」の片づけ祭りを敢行しましたので、その様子をご紹介していと思います。

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こんまり流片づけ祭りとは?

ここ最近流行している、近藤麻理恵さんによる「人生がときめく片づけの魔法」。
大ベストセラーになっています。

でも、それって本当に効果あるの?

そう思っている人も多いと思います。
また、実際に本を読んでみたものの、「うまくいかない!」という人もいるようです。

幸い筆者は成功した方だと思いますので、みなさんの参考になればうれしいです。

基本的な方法としては、

「自分がときめくものだけを残して後は捨てる」
「残ったものはかなり量が減っているはずなので、楽に収納できて、しかも二度と散らからない」

といった感じです。

そして、片づけるときには一気にやるのが鉄則。
と言っても長くて半年間ほどかけてもOKです。
そして、その片づけを「祭り」だと思うことも重要みたいですね。

でも、この片づけ法に関して調べてみると、実践している人のブログはけっこう見つけるものの、レポートとしてまとまっているものって無いんですよね。

ブログの場合はそのブロガーさんの記録的な要素が大きいので、読んでもあまり参考にならないな、と筆者は思いました。
そこで、せっかくなのでわたしがまとめてみようと思ったわけです。

では、さっそくご覧くださいませ。

まずは準備!

まず筆者は、「人生がときめく片づけの魔法」を3回ほど読みました。

そして、実践に役立つ部分を抜き出してメモしておきました。

それから、ゴミ袋を買いに行きました。
本の中では、「どんな人でもゴミ袋30袋は出る」と書かれていましたよ。
しかも45リットル。
すごい量ですね……。

でも筆者は普段は20リットルのゴミ袋を使っているので、いつも使っているゴミ袋を40袋分用意しました。足りなくなったらまた買いに行けば良いですからね。

また前提条件として、筆者は小学生の男の子と二人で暮らすシングルマザーで、もともとモノを溜めこむタイプではありません。
家は1DKのマンションなので、さすがにゴミ袋30袋も捨てたら家のものがなくなっちゃうのかも……笑

1.衣類

はじめに衣類からです。
実践されている方のブログを見ると、たいてい山盛りの服の写真付きの記事にお目に書かれます。

筆者も、自分の衣類やバッグをすべて床に広げました。

服はわりと少ない方なのですが、4畳くらいのスペースが埋まるほどの服の山が出来上がりました。
衣類の整理をしていて気付いたのは、「ときめく服」の少なさ!
筆者がシングルマザーだから生活が苦しいと思われているのか、よく母や親戚が服を買ってくれます。でも、それは「買ってくれるなら欲しい」ものであって、「自腹切ってでも欲しい!」というものはほとんど無かったのです。
ときめくものだけを残すと本当に着る服が全然無かったので、とりあえず実用的な服だけは残しました。

それでも、20リットルのゴミ袋で4袋出ました。
そして驚いたのは、ハンガーの多さ!
二人暮らしに対してハンガーが多すぎるので、50本ほど処分しました。

また、ここ数年着ていなかった浴衣を処分したのも大きかったです。
数千円で買った安っぽい浴衣は、ちっともときめきません。もう10年以上使っているお気に入りの帯だけ残してあとは処分。また、ちゃんとした呉服屋さんで自分が気に入る浴衣を買おうと思います。
デザインが若すぎて、しかも安っぽいドレスも捨てました。パーティドレスはとりあえず一着あれば良いという結論に。

それから、モノをなくすことで気づいたのが、「必要な服を持っていない」ということ。
まず、フォーマルスーツを持っていません。お葬式に行くようなことはほとんど無いのでいつも普通のスーツ(めっちゃ安いやつ)で済ませていましたが、そろそろちゃんとしたものを買った方が良いですね。アラサーなので。
また、レストランに着ていけるようなキレイな服がほとんどないことも気づきました。お出かけ用として着られるのはスカート一着とフリル付きブラウス一着のみ。最近はランチならいろいろレストランに行ったりすることも増えたので、きちんとしたところに着ていけるワンピースを買おうと思いました。

バッグについては、雑誌の付録なんかのとりあえずとっておいたモノを処分することに。ただ、お気に入りでもそんなに要らないな、と思うバッグは、もしかしたら収納に使えるかもしれないのでとりあえず保留。使いみちがなければ処分。

靴はもともと最低限しか持たないので処分するものはありませんでした。

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本類

本も普段からけっこうこまめに整理しているのでそう多くはないつもりですが、今回は「ときめくもの」という基準が加わったことによって、かなりたくさん手放しました。

約500冊程度所有していたのが半分になりました。

処分したのは、
・通信大学の合格済み科目のテキスト
・もうときめきを感じない自己啓発本、ハウツー本
・よく考えたらときめかないマンガ

などなどです。
本当はもと減らせるのですが、仕事用の資料としてとっておきたいものもあるのでこれくらいが限界でした。
150冊程度とCDはブックオフに買い取ってもらったところ、三〇〇〇円ぐらいになりました。

ちなみに、48巻まで集めた「ガラスの仮面」を手放しました。
これが一番大きかったかな。ヤフオクで3,700円の儲けになりました。

それでも漫画はまだ70冊程度はありますが、ときめくものばかりなので満足です。

書類

書類はゴミ袋2つ分ありました。
書類整理が好きなのでキレイに整頓されていたのですが、こんまりさんにしたがってほぼ「全捨て」を決意。
書類用収納ケース2つ分(浅い引き出しのもので、高さ60センチ程度)の書類と、さらに別のところに保管していた取説や保証書類なども、クリアファイルに引必要なものだけ残しました。
すると、本棚の幅5センチに納まるようになってしまいました……。古い給料明細や「保存版」を書かれた大阪ガスの冊子なども捨てました。保存してても使わないですし。笑

そして、当然書類収納用のケースも不要になったので処分できました。

CD・DVD

CDやDVDもあまりたくさんは持っていませんでした。特に「棚から溢れる」ようなほどではありませんでしたし、好きなものばかりのつもりでした。

でも、よく考えてみれば全然聞いてないCDもたくさんあって。筆者は安室ちゃんとaikoちゃんのアルバムは全部持っていましたが、お気に入りのものだけ残して手放すことにしました。

カラーボックス1段分あったCD・DVDがカラーボックス1段の半分に減りました。

コスメ

こんまりの本ではスキンケア用品とメイク用品に分けていましたが、筆者はもともと持っている量が少ない上にすべてメイクボックスにまとめて入れていたので、一気に整理しました。

もともと少ないとは言え、それでも要らないものもありました。
手放したのは買ったものの滅多に使わないアイシャドウなど。友達の結婚式とか特別なときにしか使わないようなものはすべてサヨナラ!
友達の結婚式に行く時には美容院でヘアメイクしてもらうことに決めました。使いもしない化粧品に何万円もかけるなら、ヘアメイク代払った方が安いです。

そうすると、100均で買ったカゴに納まってしまったので、メイクボックスも不要になりました。

貴重品

まず、使用済みの通帳は捨てました。
それから、印鑑マットやスペアの朱肉も処分。以前金融機関で働いていた時に購入したものですが、よく考えたら印鑑マット使ってないんですよね、面倒くさくて。ならなくても良いかと。朱肉も2つあったので1つは処分です。

カード類も整理しました。キャッシュカードやポイントカードなどすべて名刺ファイルに入れて管理していたのですが、さらに厳選してかなり少なくなりました。

通っていない病院の診察券も処分です。

機械類

こんまりさんの本には「謎のコードは永遠に謎のまま」ということが書かれていて笑って読んでいたのですが、なんと我が家にも謎のコードが!!しかもけっこうある……。
ちょっとへこみました。笑

用途が謎のものは当然処分。
それから、USBケーブルなどもかぶっているものは処分。
ケーブルって商品ごとについてきますけど、規格が同じものなら使いまわせるじゃないですか。だから、使いまわしがきくものは厳選して必要なものだけ残しました。

それから、空気清浄器も処分しました。
空気清浄器と言っても、丸っこい形で、アロマソリューションを入れるやつです。ぐるぐる中で回ってるやつ。
いまいち効果を感じないし、職場を退職するときにもらったものですが良い思い出すらないものだったので処分です。すっきりしました。

文房具、裁縫道具、工具

まず文房具。文房具も好きなので、けっこうお気に入りのものがあります。
でも、机の引き出しや棚の引き出しなどあちこちバラバラに収納されていたので全体量を把握できていませんでした。
品質が劣化しているものは処分して、あとはまとめて収納することに。
机の引き出しにおさまってしまいました。

びっくりしたのは、封筒とクリアファイルの多さ!
封筒は仕事で使うこともあるのですが、開封済みのものがいくつかあったので、サイズごとにまとめました。
クリアファイルの量は軽く100はあったと思います。
ノベルティでもらえるようなクリアファイルは絵や写真が入っていて中が見づらいので処分。使い古して汚いものも処分。
ファイルや封筒、ストックのノート類は立てて収納したかったので、ファイル用ボックスにまとめて保管しています。

裁縫道具は、古い布を処分しました。
子どもが乳幼児のときに買った可愛らしい布。もう使うことはないです。

工具類も整理しました。
処分するような工具は無いのですが、「謎のネジ類」は処分しました。それから、異様にカーテンレールがありましたw
なんでだろう……。こうしたこまごましたものがかなり場所を取っていたようですね。
もう引き出しを仕切らなくても問題ないくらい、最低限の工具類しか残っていません。

生活用品

掃除用具など。
わたしはあまりストックをしないタイプなのですが、それでも食器用スポンジはお徳用を買いますし、選択に使う粉せっけんは楽天でお得にかうためにまとめ買いしていました。
さいわい近所のドラッグストアで愛用の物が売っているので今後はその都度買うことにしました。
洗剤は捨てるわけにいかないので使って減るのを待たなくてはなりませんが、雑巾類は処分しました。一時期やたらタオルをもらうことが多かったんですが、二人暮らしではそんなに使わない、だから雑巾にしちゃおうってことだったんですが、雑巾もそんなに要りません。雑巾は2枚だけ残してあとは処分です。

収納場所を見直して、あちこちに分散していたものをまとめました。

キッチン用品、食品

食器はあまり多くはないのですが、必要以上にあったマグカップとカトラリー類はけっこう処分しました。

食品は捨てなければならないものはありませんでしたが、冷凍庫の保冷剤を処分しました。
保冷剤ってあると便利なのでとりあえず冷凍庫に放り込むというのが習慣になっていたんですね。おぞましい量があったので、大きいモノ一つ、中くらい一つ、あとはゴディバとかのブランド物の保冷剤をいくつか残して(笑)、あとは処分しました。
30個ぐらいありましたよ!

思い出の品

最難関の「思い出の品」。

まずは手紙。
小さいころから友達と文通することが多かったわたし。今までにも少しずつ処分していたものの、この機会にほぼ全捨て。
大好きな先生からもらった小学生のころの手紙一通と、大好きな先輩からのハガキ1枚だけ残しました。

それから、色紙も1枚だけ残してあとは処分。残したのは高校の卒業時に部活の後輩からもらった寄せ書きだけ。あと、子どもが保育園のときのお泊り保育でもらった「報告書」は残しています。これすごいんです。一泊二日の保育の様子が写真入りで事細かに書かれていて。しかも手書き!こういう心に響く仕事をするってすごいこと。だから、残しています。

次に、写真。
写真は、子どもが生まれた時からの写真が5冊入りの箱入りのアルバム4つ半。
それからわたしの子どもの頃からの者が別途5冊程度。

子どものものはデジカメで撮ったものを厳選してプリントしていましたが、さらに厳選できると思いました。もちろん自分の写真も。結果的に、子どもの写真は半分以下に、わたしのものは分厚めのアルバム1冊にまとまりました。

最後に着物。
祖母が亡くなったときに、親戚みんなで分けた着物です。
我が家は貧乏のはずなのに、おばあちゃんの着物の多さはハンパではなかったです!
衣装ケース一つ分の着物や帯があったのですが、かなり古いもので傷みもはげしかったので、結局着ることはないだろうと思いました。
結果的に、黒留袖と、帯3つ、それから柄が可愛くて気に入っている羽織2つだけ残しました。
着物は買取をお願いしましたが、状態が悪いと言うことで値段がつきませんでした……。代わりに、古いジュエリーを2千円で買い取ってもらいました。

どれだけのものを処分した!?

最終的に、20リットルのゴミ袋は18袋でました。

それから、本やCDなどを買い取ってもらった分もかなりありましたね。

そして、大型ごみは衣装ケース一つと、机、いすです。
机といすについては数か月前に買い替えたのに、面倒くさくてなかなか処分していなくて。
リサイクルショップに頼もうと思ったのですがこれだけでは出張買取はしてくれないそうで、あきらめました。

これだけ片づけるのにかかった日数は実質3日です。意外とあっという間に片付きましたよ。

家の中は片付いたのか?

結果的に、家の中はかなりすっきりしました。

モノを減らすと、それだけで収納は楽になります。

多少考えながら収納しましたが、モノが少なければ「入りきらない」ということがないのでスムーズに収納できるようになります。

今回は収納グッズもけっこう手放しましたが、不要なものがなければ収納グッズも要らないということが分かりました。

ただ、収納グッズ自体にときめいてしまった場合はなんとしてでも活用しましょうとのことだったので、お気に入りの小さなバッグや幼稚園の頃から使っているバスケットなどは残しました。

机の脚元にずらっと並んでいた本もすべて書棚に納まったので足元が広くなりましたね。

かなりすっきりできて大満足です。

ただ、今回は子どものモノには手を付けていません。
子どものものは、また子どもと相談しながら一緒に片づけようと思います。

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