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【政治】

「性の多様性を伝えて」 学生が国会議員と意見交換

国会議員(手前)にLGBTの苦悩などを話し、意見交換する学生ら=16日、東京・永田町の衆院第1議員会館で

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 LGBT(同性愛や性同一性障害など性的マイノリティー)当事者の学生と国会議員による意見交換会が十六日、衆院第一議員会館で開かれ、教育現場で性の多様性について伝えることの大切さが話し合われた。

 差別禁止法の制定などを求める支援団体「LGBT法連合会」(東京都文京区)が初めて企画し、一般傍聴者も含め百五十人が参加。学生たちは議員らに「自分の性別に対する違和感を誰にも言えずに悩んだ」など自らの経験を交えて教育環境の整備を要望した。

 議員側は「禁止法を今国会で成立させるべきだ」「地方にこそ差別解消制度の義務化を求めたい」などと答えた。

 連合会の神谷悠一事務局長(30)は「自分のセクシュアリティーに悩んで自殺を図る子どももいる。悩みを相談できる先生がどの学校にもいるような研修体制をつくってほしい」と訴えた。

 

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