[PR]

 飲み物を飲み干す時、ズズズッと鳴らないストローの開発に、京都大理学部1年の高橋晃太郎さん(19)が着手した。大学も研究助成で積極支援する。

 「幼いころ、音をたてて親によく怒られた」のが原体験。音の原因はストロー内で液体がつくる膜との仮説を立て、それを解消する構造に頭を悩ませる。

 約40本の試作を経て、ようやくほぼ無音に。でも、「まだ改良の余地あり」と余念がない。完成すれば、映画館で心置きなくジュースを飲むつもりだ。