2016年2月16日22時00分
中南米で流行しているジカウイルス感染症(ジカ熱)について厚生労働省は16日、流行地域から帰国した男性に対し、妊娠中のパートナーがいる場合は、症状の有無にかかわらず、性行為の際にコンドームを使うよう呼びかけ始めた。ホームページに掲載している「Q&A」を更新した。
蚊が媒介するジカ熱は、感染しても約8割の人は症状が出ないとされる。しかし、妊婦が感染すると、頭が先天的に小さくなる小頭症を赤ちゃんに引き起こす疑いが指摘されている。
海外では性行為による感染の疑いが報告されており、米疾病対策センターが同様の指針を示している。
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朝日新聞社会部
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