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 衆院は16日の本会議で、「育休」宣言をした後に不倫を認めて謝罪した自民党の宮崎謙介衆院議員(35)=京都3区=の議員辞職を許可した。宮崎氏は同日、党本部に離党届を提出。党内手続きを経て17日に受理される見通しだ。辞職に伴う京都3区補選は、衆院北海道5区補選と同じ4月12日告示、24日投開票の日程で行われる。

 党京都府連会長の西田昌司参院議員は16日、安倍晋三首相、谷垣禎一党幹事長と相次いで会談し、京都3区補選への対応を協議したが、候補者擁立について結論は出なかった。公明党幹部が自民の茂木敏充選挙対策委員長に「自民が誰を擁立しても支援できない」と伝えていることもあり、自民党内では擁立に慎重な意見が強い。

 宮崎氏の辞職を受けた衆院の新勢力は次の通り。

 自民党290▽民主・維新・無所属クラブ93▽公明党35▽共産党21▽おおさか維新の会13▽改革結集の会5▽生活の党と山本太郎となかまたち2▽社民党・市民連合2▽無所属12▽欠員2

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