皇太子さまは16日、東京・六本木の森美術館を訪れ、現代美術家・村上隆さんの大型個展「村上隆の五百羅漢図展」(朝日新聞社など主催、3月6日まで)を鑑賞した。

 個展では日本初公開となる全長100メートルの大作「五百羅漢図」を展示している。東日本大震災後にいち早く支援の手を差し伸べたカタールへの感謝を込めたという作品で、皇太子さまは村上さんの説明を受けながら熱心に見入り、「どこから一番最初に手を付けたんですか」などと質問し、最後に、村上さんに「大変興味深かったです」と感想を伝えていた。

 皇太子さまはこれに先立ち、森アーツセンターギャラリー(六本木)で開催中の「フェルメールとレンブラント 17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち展」(朝日新聞社など主催、3月31日まで)を訪れ、フェルメールの「水差しを持つ女」などを鑑賞した。

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