トップページ国際ニュース一覧北朝鮮 発射はキム第1書記の「業績」と強調
ニュース詳細

北朝鮮 発射はキム第1書記の「業績」と強調
2月16日 20時49分

北朝鮮 発射はキム第1書記の「業績」と強調
k10010411571_201602162141_201602162143.mp4
北朝鮮は16日、キム・ジョンウン(金正恩)第1書記の父で5年前に死去したキム・ジョンイル(金正日)総書記の誕生日を迎え、国営メディアは、今月7日の事実上の長距離弾道ミサイルの発射を大々的にたたえ、発射は権力を世襲したキム第1書記の「業績」だと強調しています。
北朝鮮は、5年前にキム・ジョンイル総書記が死去したあとも、誕生日である2月16日を重要な祝日として位置づけ、ピョンヤンではキム総書記の銅像に市民が花を供えに訪れ、祝賀ムードになっています。
祝賀の催しは国外でも行われ、中国・北京にある北朝鮮大使館には朝から花を手にした中国在住の北朝鮮の人たちが次々と訪れていました。
国営の朝鮮中央テレビは16日、今月7日の事実上の長距離弾道ミサイルの発射を祝う行事で行われた女性音楽グループ「モランボン楽団」のコンサートの様子を放送しました。
ステージには発射の映像が映し出され、会場に置かれた模型からは煙が吹き出す演出もありました。
また朝鮮労働党の機関紙、労働新聞は、「キム・ジョンイル総書記の指導によって、わが国は人工衛星打ち上げ国、核保有国になった」とし、今月7日の発射は「キム・ジョンウン第1書記の指導によって成功を収めた」と伝えています。
北朝鮮は、キム総書記の誕生日に合わせてミサイル発射を大々的にたたえ、発射は権力を世襲したキム第1書記の「業績」だと重ねて強調しています。

関連ニュース

このページの先頭へ