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ドイツ列車事故 運行管理者のミスが原因2月17日 1時37分
ドイツ南部のバイエルン州で今月9日、列車どうしが正面衝突した事故で、捜査当局は列車の運行を管理していた39歳の主任が列車に誤った指示を出した人為的なミスが原因だったと明らかにしました。
ドイツ南部バイエルン州のバートアイブリングにある単線の線路で今月9日、列車どうしが正面衝突し、これまでに11人が死亡、85人がけがをしました。
地元の検察などは16日、捜査状況について会見し、列車や安全装置に技術的な問題は見つからず、事故当日、バートアイブリングの駅で列車の運行を管理していた39歳の主任が、列車に誤った指示を出した人為的なミスが事故の原因だったと明らかにしました。
また、この主任が前日の15日、捜査当局に対し当時の状況を詳しく説明したということで、検察などは過失致死などの疑いで調べを進めています。
検察などによりますと、この主任は、1997年に職業訓練を終了し、事故当日は発生のおよそ2時間前から勤務していたということで、アルコールや薬物などは検出されなかったとしています。
この主任は、ミスに気がついたあと列車の運転士に2度にわたって緊急の通報をしていたということで、検察などは事故の原因やいきさつについてさらに調べを進める方針です。
地元の検察などは16日、捜査状況について会見し、列車や安全装置に技術的な問題は見つからず、事故当日、バートアイブリングの駅で列車の運行を管理していた39歳の主任が、列車に誤った指示を出した人為的なミスが事故の原因だったと明らかにしました。
また、この主任が前日の15日、捜査当局に対し当時の状況を詳しく説明したということで、検察などは過失致死などの疑いで調べを進めています。
検察などによりますと、この主任は、1997年に職業訓練を終了し、事故当日は発生のおよそ2時間前から勤務していたということで、アルコールや薬物などは検出されなかったとしています。
この主任は、ミスに気がついたあと列車の運転士に2度にわたって緊急の通報をしていたということで、検察などは事故の原因やいきさつについてさらに調べを進める方針です。