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 16日午後7時10分ごろ、福岡市中央区天神2丁目の県道交差点付近で、屋根のない2階建て観光バス「福岡オープントップバス」が対向車線の乗用車と正面からぶつかった。中央署によると、バスの男性運転手(53)=福岡県小郡市=が救急搬送されたが、目立ったけがはないという。バスの乗客約15人や乗用車を運転していた会社員男性(61)=同県うきは市=にも、けがはなかった。

 同署によると、右折用を含めて片側4車線の交差点で、赤信号で停止していたバスが動き出し、対向車線で信号待ちしていた乗用車にぶつかったという。署はバスの運転手が何らかの原因で操作を誤り、対向車線にはみ出したとみている。

 現場は、福岡市中心部の西鉄天神駅前の繁華街。オープントップバスは西鉄バスが運行し、同市内の主要観光地を周遊している。同社ホームページによると、全高3・35メートル、定員36人。