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ビール大手決算 3社で営業利益が増益2月15日 20時29分
大手ビールメーカー4社の去年1年間の決算は、ウイスキーの販売が好調だったり、商品構成を見直したりしたことで、3社で本業のもうけを示す営業利益が増益となりました。
12月期決算を行っている大手ビールメーカー4社の、去年1年間のグループ全体の決算が、15日までに出そろいました。
それによりますと、本業のもうけを示す営業利益は、「サントリーホールディングス」が前の年より12%増えて1850億円、「アサヒグループホールディングス」も5%増えて1351億円と、いずれも過去最高を更新したほか、「キリンホールディングス」も8%増えて1247億円となりました。
一方、「サッポロホールディングス」の営業利益は139億円と、前の年を5%下回りました。
増益となった3社のうち、サントリーとアサヒは、市場の拡大が続くウイスキーの販売が好調だったほか、キリンは、一部の海外事業で低価格の商品の販売をやめるなど、商品構成を見直したことで利益を伸ばしました。
一方、サッポロは、価格の安い「第3のビール」でほかの3社とは裏腹に販売が不振だったことが響きました。
サントリーホールディングスの新浪剛史社長は記者会見で、「国内だけでなく、経済の先行き不透明感から、海外でもお酒の市場が縮小する可能性がある。商品開発や新しい飲み方の提案で付加価値をつけることを全世界で進めたい」と述べました。
それによりますと、本業のもうけを示す営業利益は、「サントリーホールディングス」が前の年より12%増えて1850億円、「アサヒグループホールディングス」も5%増えて1351億円と、いずれも過去最高を更新したほか、「キリンホールディングス」も8%増えて1247億円となりました。
一方、「サッポロホールディングス」の営業利益は139億円と、前の年を5%下回りました。
増益となった3社のうち、サントリーとアサヒは、市場の拡大が続くウイスキーの販売が好調だったほか、キリンは、一部の海外事業で低価格の商品の販売をやめるなど、商品構成を見直したことで利益を伸ばしました。
一方、サッポロは、価格の安い「第3のビール」でほかの3社とは裏腹に販売が不振だったことが響きました。
サントリーホールディングスの新浪剛史社長は記者会見で、「国内だけでなく、経済の先行き不透明感から、海外でもお酒の市場が縮小する可能性がある。商品開発や新しい飲み方の提案で付加価値をつけることを全世界で進めたい」と述べました。