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ゆうちょ銀 国債組み入れの投信 発売中止2月15日 20時15分
ゆうちょ銀行は、収益を高めようと関連会社を通じて今月下旬から発売する予定だった、日本国債を組み入れた投資信託について、日銀がマイナス金利の導入を決定し、国債の利回りが低下したことなどから、十分な運用益が見込めないとして、発売を中止すると発表しました。
発表によりますと、発売を中止することになったのは、ゆうちょ銀行の関連会社が手がける投資信託のうち、日本とアメリカの国債を組み入れて運用する商品です。
ゆうちょ銀行は去年11月に株式を上場し、収益を高めるため、ゆうちょ銀行が主導する形で初めての投資信託を、今月22日から全国1500余りの郵便局の窓口で発売する予定でした。
しかし、日銀がマイナス金利の導入を決定し、日本国債の利回りが低下したことなどから、十分な運用益が見込めないとして、発売中止を判断したということです。
投資信託のうち、国内外の株式や国債を中心に運用する商品については、予定どおり発売するということです。
マイナス金利の導入を巡っては、国債などで運用する投資信託のMMFを国内11社のすべてが事実上受け付けを停止することになり、個人の資産運用にも影響が出始めています。
ゆうちょ銀行は去年11月に株式を上場し、収益を高めるため、ゆうちょ銀行が主導する形で初めての投資信託を、今月22日から全国1500余りの郵便局の窓口で発売する予定でした。
しかし、日銀がマイナス金利の導入を決定し、日本国債の利回りが低下したことなどから、十分な運用益が見込めないとして、発売中止を判断したということです。
投資信託のうち、国内外の株式や国債を中心に運用する商品については、予定どおり発売するということです。
マイナス金利の導入を巡っては、国債などで運用する投資信託のMMFを国内11社のすべてが事実上受け付けを停止することになり、個人の資産運用にも影響が出始めています。