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日経平均株価 一時1200円以上値上がり
2月15日 15時38分

日経平均株価 一時1200円以上値上がり
株価の急落が続いていた東京株式市場は週明けの15日、外国為替市場で急激な円高の流れが一服したことなどを受けて不安感が和らいで全面高の展開となり、日経平均株価は一時、1200円以上値上がりしました。
週明けの15日の東京株式市場は取り引き開始直後から全面高の展開となり、午後の取り引きに入ると上げ幅は一段と拡大し、日経平均株価は一時1200円以上値上がりしました。日経平均株価、15日の終値は先週末より1069円97銭高い1万6022円58銭で、4営業日ぶりに値上がりし1万6000円台を回復しました。日経平均株価の上げ幅が終値で1000円を超えたのは、中国経済の減速懸念を背景に株価が乱高下していた去年9月9日以来、およそ5か月ぶりになります。東証株価指数=トピックスは95.95上がって1292.23。1日の出来高は32億8018万株でした。
株価が値上がりしたのは先週の急激な円高の流れが一服したことや、先週12日に発表されたアメリカの経済指標が改善したことなどを受けて、投資家の間で不安感が和らいだことがあります。先週はアメリカのFRB=連邦準備制度理事会のイエレン議長の発言をきっかけにアメリカ経済の先行き懸念が強まりました。外国為替市場で急激に円高ドル安が進んだこともあり、日経平均株価は先週9日からの3営業日で2000円以上値下がりしました。市場関係者は「今後も為替や中国経済の動向を見ながら神経質な展開が続きそうだ」と話しています。

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