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女性の社会進出 エジプトでシンポジウム
2月15日 8時22分

女性の社会進出 エジプトでシンポジウム
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エジプトで女性の社会進出を進めるため、欧米諸国とは文化の違う日本の経験を参考にしようと、シンポジウムが開かれ、両国で活躍する女性たちが意見を交わしました。
このシンポジウムはエジプトの女性の社会進出を進めようと国連の機関が開いたもので、首都カイロの会場には、さまざまな分野で活躍する日本とエジプトの女性たちが集まりました。
このうち、カイロ大学のホダ教授は「おととし成立した憲法には性別による差別の禁止が明記されたが、女性差別は今も残っている」と述べ、女性は家で家事をすべきだという伝統的な考え方がエジプトの女性の社会進出を阻んでいると訴えました。
これに対して、自民党の小池百合子議員は「教育によって女性自身が変わるとともに男性の意識を変えていく必要がある」と述べ、教育によって日本でも女性に対する考え方が変わってきた経験を説明しました。
エジプトでは先月招集された議会で女性議員の割合が大幅に増えていて、会場を訪れた大学院生の女性は「まだ不十分かもしれませんが、女性は社会のさまざまなことに関わり始めています」と話し、今後の社会の変化に期待を示していました。

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