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米大統領 ASEAN首脳を招待し首脳会議へ2月15日 4時55分
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アメリカのオバマ大統領は、ASEAN=東南アジア諸国連合に加盟する10か国の首脳を初めてアメリカに招待し、2日間にわたって首脳会議を開きます。オバマ大統領としては、各国と関係強化を図り、南シナ海の問題で対立する中国をけん制するねらいがあるものとみられます。
オバマ大統領はASEANに加盟する10か国の首脳を初めてアメリカに招待し、15日と16日の2日間にわたって西部カリフォルニア州にある保養施設のサニーランズで首脳会議を開きます。
ホワイトハウスは「アメリカがASEAN諸国の首脳を招いて開く前例のない会議で、オバマ政権のアジア重視政策を前進させるものになる」と強調しています。
会議では、中国とフィリピンなどが領有権を争う南シナ海で中国が人工島の造成を進めている問題などを巡って意見が交わされ、オバマ大統領は、航行の自由を確保し、国際法に基づいて問題を平和的に解決することが重要だと訴える見通しです。
オバマ大統領としては、東南アジア各国と関係強化を図り、南シナ海の問題で対立する中国をけん制するとともに、アジア太平洋地域でのアメリカの影響力を確保するねらいがあるものとみられます。
ホワイトハウスは「アメリカがASEAN諸国の首脳を招いて開く前例のない会議で、オバマ政権のアジア重視政策を前進させるものになる」と強調しています。
会議では、中国とフィリピンなどが領有権を争う南シナ海で中国が人工島の造成を進めている問題などを巡って意見が交わされ、オバマ大統領は、航行の自由を確保し、国際法に基づいて問題を平和的に解決することが重要だと訴える見通しです。
オバマ大統領としては、東南アジア各国と関係強化を図り、南シナ海の問題で対立する中国をけん制するとともに、アジア太平洋地域でのアメリカの影響力を確保するねらいがあるものとみられます。