「北欧へ行ってきました!!」と思わず言いそうになる場所があると聞き、さっそく出かけました。そこは、静岡県浜松市にある「ドロフィーズキャンパス」という北欧の生活が体験できる施設です。
ここ数年、日本でも無垢材を使ったシンプルな北欧家具が人気を集めていて、北欧のようなスローな生活に憧れを持つ人が増えてきているように感じます。実は私もその一人。
でも「スローライフ」って、生活にいったいどんな要素を取り入れればいいのか…。ぼんやりとしたイメージしかなかったので、そのヒントを求めて浜松に向かいました。
ドロフィーズキャンパスはおよそ5000坪の敷地に、北欧の家をイメージした建物が点在し、その建物内には北欧家具やファブリックショップ、北欧雑貨などを扱うインテリアショップ、カフェレストランや建築デザインのショールーム、さらには薪ストーブのギャラリーまで展開されています。
ドロフィーズキャンパスを手掛けたのは、地元の建設会社「都田建設」。実は、ドロフィーズキャンパスだけではなくて、すぐ近くにある天竜浜名湖鉄道の都田駅に併設する「駅cafe」もデザインし、2015年にはグッドデザイン賞を受賞した、地元で話題の企業です。
ドロフィーズキャンパスは建設会社の運営なので住宅の展示もされていますが、それだけにとどまらず、北欧のようなスローな暮らしを自然豊かな浜松の都田で体験してほしいというコンセプトの施設が盛りだくさんなんです。